扶桑社はこのほど、個性豊かな19台のDIY軽トラキャンパーを特集した書籍『DIY軽トラキャンパーのすべて』(1,650円)を発売した。
旅車の新しいスタイルとして注目されているDIY軽トラキャンパー。気分の赴くままに旅をして、気に入った場所があればそこが宿になる。そんなクルマをDIYで自分好みにつくれるのも魅力のひとつ。しかしながら、市販の軽トラキャンパーの価格は、軽トラ込みで300万円前後が一般的で、気軽にはじめられないのが現実。
だが、キャンパー部分をDIYすれば、軽トラを除いて、その1/10程度の材料費で済むという。
同書では、実際にDIYで個性的な軽トラキャンパーを手に入れた19台の自作例を紹介。その楽しさ、DIYで避けては通れない軽量化のポイントなどが分かりやすく解説されており、DIY初心者でも、誰にも負けない1台をつくるノウハウが詰まった一冊となっている。価格は、128ページ1,650円。
DIY軽トラキャンパーの事例を一部紹介
■30万円でつくられた木造キャンパー
30万円でつくられた木造キャンパー。牽引している船も、なんとDIYしたもの。
気になる、DIYキャンパーの制作にあたっては、荷台へのシェル積み下ろしが可能な「着脱式」のキャンパーであれば、積載サイズさえ守れば法律による規制などはない。車検を受ける際も〝荷物〟であるキャンパーシェルを下ろした状態ならば、一般の軽トラの車検と何ら変わるところはない。
■軽量ながらも丈夫な構造とするのが最近のトレンド
野縁などの細い材でフレームを組み、断熱材のスタイロフォームや壁のベニヤ板などで補強するなど、軽量ながらも丈夫な構造。
■製作費30万円のDIY軽トラキャンパー
DIY初心者が手ノコ1本でつくり上げた、製作費30万円のDIY軽トラキャンパー。
■空間を有効に使える工夫が盛りだくさん
DIYだけに、スタイルも様々。空間を有効に使える工夫が盛りだくさん。