三井不動産は9月4日、Rugby School International Limited、Rugby School Japan設立準備財団、千葉大学およびCEAMS合同会社と推進していた英国式Year 7~ Year 13の男女共学の通学制・寮制選択可能なインターナショナルスクール「Rugby School Japan(以下、RSJ)」を、千葉大学柏の葉キャンパス内に開校した。

  • Rugby School Japan外観

RSJは、英国カリキュラムとハウス・システムを導入。日本においてもラグビー校の理念である"Whole Person, Whole Point"という「全人教育」を掲げ、その450年間の歴史と卓越した教育経験を背景とした教育活動を実施する。

  • 中庭

ラグビースクール・グループに共通する「ラグビー・ラーナー・プロファイル」は、グローバル人材の育成・輩出を目指す世界最高水準の教育プログラム。ラグビースクール・ジャパンが入学から卒業まで、すべての生徒に身につけさせる学校独自の学習スタイルで、探究心、コミュニケーション能力、協調性、国際性、多用途性、内省力、回復力などが含まれる。

「全人教育」のもと、学問だけでなくアートやスポーツ関連の教科を充実させ、その強化を学ぶためのさまざまな施設を備える。国際規格のラグビー場や25メートル公認プールのほか、英国議会を模したDebate Chamber、Black Box型のDrama Studio、Dance Studio、アートギャラリーを備え、生徒の個性や才能を伸ばしていく。

  • Webb Ellis(ラグビー場)

  • Debate Chamber(ディベートルーム)

  • School Cafe(スクールカフェ)

  • Library(図書館)

  • Dance Studio(ダンススタジオ)

千葉大学柏の葉キャンパスの歴史・環境を活かし、校舎を改修して利用するとともに、大小さまざまな緑地空間を整備した。食堂は木造建築にし、CO2を削減。新築各棟はZEB Oriented・ZEH-M Oriented認証(食堂はZEB Ready認証)を取得している。

  • Dining Room(食堂)

生徒数は約780名(初年度募集人数は約160名を予定)。学年はYear7~Year13(日本における小学6年生から高校3年生に相当)。