MM総研は9月20日、「ポイント/決済サービスの携帯キャリア別利用状況調査」(2023年8月時点)の結果を発表した。調査は8月10~15日、現在4キャリアを個人利用かつメインで利用している15~79歳の男女3万6,949人を対象にWebで行われた。

  • サービスごとのキャリア別クロスユース状況(2023年8月時点)

    サービスごとのキャリア別クロスユース状況(2023年8月時点)

調査によると、ポイントサービス/クレジットカード/ECサイトのクロスユース率は「楽天モバイル」が前回調査(2021年8月時点)に続きトップに。特に、エコシステムの要となるポイントサービスのクロスユース率は73.1%と、2位の「ドコモ」に30ポイント以上の差をつける結果に。

「ドコモ」はポイントサービスのクロスユース率を40.4%(前回調査比+8.0pt)まで伸ばし、QRコード決済利用率も32.6%と約12ポイント伸長するなど、ドコモユーザーのクロスユース率の伸びは大きい。QRコード決済のクロスユース率では、「ソフトバンク」が引き続き55.3%(同+8.8pt)でトップを維持しているが、他の3キャリアも3割前後にまで伸び、QRコード決済の普及が進んでいることがうかがえた。