元プロ野球選手で野球解説者の赤星憲広氏が8日、YouTubeチャンネル「ytv阪神応援チャンネル『トラトラタイガース』」で公開された動画「【激白】2003年のアノときぼくはこうだった|赤星憲広」に出演。現役時代、優勝マジックが1桁台になったときの心境を明かした。

赤星憲広氏

■赤星憲広氏「気になり始めた瞬間…」

チャンネルスタッフから「アレ(優勝)って、いつぐらいから意識してましたか?」と尋ねられ、赤星氏は「ぶっちゃけ2003年のときは、たぶん今の選手たちと同じ気持ちだと思うんですよ」と述べつつ、「あのとき、僕らも18年ぶりの優勝で。マジックというものがどんな感じか最初分からなくて」と回想。

続けて、「2003年はめっちゃ早く出たんですよ。7月だったかな? 結構大きい数字で出て」「あまりにも数字が大きかったからそんなに気にはしてなかったんですけど、(マジックが)10を切った瞬間に急に気になり始めて」と当時の心境を振り返り、「気になり始めた瞬間、本当に勝てなくなったからね。減らへんのよ、マジックが。ずっと負けるし」と、マジック1桁台になってからの苦労を打ち明ける。

しかし、「甲子園に帰ってきたときに、久しぶりに戻ってきた感があって、すごい大歓声で迎えられてね」と、本拠地甲子園に戻ったことで心境に変化が。「ファンがすごい応援をしてくれてるから、『嫌な流れを変えるには今日しかないな』みたいな感じだった」と、しみじみと語っていた。