JR東海は12日、かつて名古屋地区で「セントラルライナー」等として活躍した313系8000番代を使用し、臨時列車の快速「浜松 家康公祭り」号を10月14日に運転すると発表した。特製ヘッドマークを取り付け、東海道本線を名古屋駅から浜松駅まで運転される。

  • 元「セントラルライナー」車両は現在、静岡地区の普通列車を中心に活躍中

臨時列車の快速「浜松 家康公祭り」号は、10月14日に開催される浜松駅スタートの「さわやかウォーキング」に合わせ、名古屋駅8時53分発・浜松駅10時29分着で運転。途中の大府駅、刈谷駅、安城駅、岡崎駅、蒲郡駅、豊橋駅に停車する。

使用車両は、かつて名古屋地区の中央本線で「セントラルライナー」などに使用され、現在は静岡地区で普通列車を中心に活躍する313系8000番代。10月14日は当日限りの特製ヘッドマークを取り付け、全車普通車指定席の6両編成で運転される。車内企画として、「海の湖 HAMANAジェンヌ」による記念乗車証の配付、大河ドラマ館が開館している静岡市・浜松市・岡崎市の魅力を紹介するパンフレット等の配付を予定している。

乗車にあたり、乗車券の他に指定席券(530円)が必要。9月14日10時からJR線のおもな駅と旅行会社の窓口で販売される。ボックス席は今回発売しないとのこと。

  • 「セントラルライナー」の運行終了後も、しばらく名古屋地区の中央本線で活躍していた(写真は2020年撮影)

なお、「浜松 家康公祭り」号が運転される10月14日の「さわやかウォーキング」は予約不要。浜松駅をスタート(受付は8時30分から12時まで)し、「出世の街浜松 家康公祭り」の会場にもなっている「どうする家康 浜松 大河ドラマ館」の建つ浜松出世パークなどを訪れるコースとなる。