タレントの叶姉妹が5日、音楽ストリーミングサービス・Spotifyで、ポッドキャスト番組『叶姉妹のFabulous World(ファビュラスワールド)』を配信。損をしたときの気持ちの切り替え方について、持論を語った。

叶姉妹(左から叶恭子、叶美香)

この日公開された「【Fabulous3】#10 一人一人違う大切な聖域に土足で踏み入る行為はしない、ということをわたくしたちは大切にしています。」では、夫の転勤で海外に住んでいるという相談者のお悩みを紹介。相談者によると、日本にいる母親から送られていた荷物を紛失されてしまったそうで、「郵便局や行政に問い合わせても、まったく連絡が取れない。荷物の中身は保険で補償されるが、配送料や関税で3万円程度損をした」という。相談者は、荷物を送ってくれた母親にも申し訳なく思っていると言い、「落ち込む気持ちを切り替えるために、どうすればいいのか?」というお悩みが寄せられた。

すると、恭子は、「世の中には案外、不条理が多いということを知っておく」と心構えのアドバイスをしながら、「慣れるのはよくないことでしょうけど、日常の不条理といいますか……。私たちもよく不条理な目に遭ってますよ」とフォロー。当時、荷物の紛失が大きなニュースになっていた海外での出来事を挙げ、美香は、「ルイ・ヴィトンのハードケースが丸一個、無くなっちゃいましたもんね」「あと、カギを壊されて。スーツケースはあったけど、中身が丸ごと無かったりとか」と明かしながら、「警察にも行きましたし、私もいろいろ行動を起こしましたけど、手続きとかすごく大変でした」と、苦々しく振り返っていた。

数々のトラブルに見舞われるも、「まあ、いろいろとあるでしょう。不条理なことは」「何回もそういう目に遭ってると、“またこれか”って思いますよね」と、達観した様子の恭子。米・ラスベガスの高級ホテルでも、荷物を盗まれる被害にあったというが、「“ロイヤルスイートルームなら、大丈夫だろう”と思っている自分がバカだったんだと……。私たちはそう思いましたよね」と飄々と語りつつ、「不条理との対決も、ご自身の人生の中の一つではありますから。“不条理と自分との折り合いを、どうやってつけていくのか?”っていうのも、ご自身の中の一つのテーマでもありますよね」と、相談者に向けてメッセージを送っていた。