NHK総合で土曜日夜(19時30分から20時15分まで)に放送されている『ブラタモリ』。9月16日の放送では、タモリさんと野口葵衣アナウンサーが北海道・稚内を訪れ、旅のお題「稚内 ~“最北の町”で暮らすとは?~」を解き明かす。

  • 9月16日に放送される『ブラタモリ』の舞台は稚内。タモリさんらはJR稚内駅も訪れる

稚内市は水産・酪農・観光を基幹産業とし、宗谷地方における行政・経済の中心地。日本最北端の宗谷岬から約43km先にサハリン(旧樺太)の島影を望む「国境の街」でもある。宗谷海峡を中心にオホーツク海や日本海に面し、利尻礼文サロベツ国立公園を有する豊かな自然環境が広がる。

番組では、タモリさんらが宗谷岬に「降臨」。どこまでも雄大な丘が続く宗谷丘陵など、北の最果ての地を堪能する。最北の町ゆえに過酷な環境でもあるが、「車のドアがちぎれそうになるくらいの強い風」が意外な恩恵をもたらしたという。日本最北端の駅として知られるJR稚内駅も訪問。稚内港も訪れ、巨大な防波堤がつくられた目的や、港を整備するために絶好だった地質的条件を探る。

  • 日本最北端の宗谷岬に「降臨」

  • 稚内港の巨大な防波堤も訪れる

  • 旅のお題「稚内 ~“最北の町”で暮らすとは?~」を探る

その他、「江戸時代の稚内は海外へ開かれた窓だった?」「“国境観光”でおおいに賑わった時代も」「アイヌの人たちが稚内にもたらした豪華な衣装。中国~サハリンを経由していた!」など、稚内の歴史についても紹介される。