JR東海は7日、特急「ひだ」「南紀」で活躍するHC85系が鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞したことを受け、記念ロゴマークを作成して車両に掲出するとともに、「さわやかウォーキング」でプレゼント配布を実施すると発表した。

新型特急車両HC85系は2022年7月にデビュー。現在、特急「ひだ」「南紀」はすべてHC85系で運転されている。新型ハイブリッドシステム等の最新技術によって安全性・快適性・環境性能等が大幅に向上したほか、沿線地域と協力し、飛騨・南紀の魅力を取り入れた車内設備を導入している。

ブルーリボン賞受賞記念ロゴマークをHC85系シンボルマークの下に配置する(JR東海提供)

ブルーリボン賞受賞記念ロゴマークは、HC85系シンボルマークと一体感を持たせたデザインとしつつ、青色のグラデーションで「青いリボン」を表現。一部編成に限定して掲出し、1編成あたり4カ所(先頭車両の両側2カ所)あるHC85系シンボルマークをブルーリボン賞受賞記念ロゴマークと一体化したデザインにする。掲出期間は10月21日から当面の間とされている。

9~12月に実施する「さわやかウォーキング」にて、HC85系が走行する高山本線・関西本線・紀勢本線で開催する12コースをブルーリボン賞受賞記念コースとして設定。このコースに参加すると、ゴール受付でオリジナルステッカーがプレゼントされる(各コース1人1枚、なくなり次第終了)。コース詳細は「さわやかウォーキング」のパンフレットやサイトで確認できる。