無印良品を展開する良品計画は、定番商品のパスタ・パスタソースを全面リニューアルする。本場イタリアに学んだパスタ5アイテム、パスタソース9アイテムを、9月6日から全国の無印良品店舗とネットストアで販売する。

  • パスタ・パスタソースを全面リニューアルし、販売する

今回のリニューアルにあたり、既存のパスタやパスタソースを見直すだけでなく、新たな商品も加えてイタリアで学んだパスタの楽しみ方を提案していくという。

パスタは、原料・製法にこだわり開発している。今回開発したパスタは、デュラム小麦の中でもより多くのグルテンを含む小麦を使用していることから、パスタの弾力が増し、もっちりとした食感が楽しめる。また、一般的に小麦の胚乳の外側にある「アリューロン層」は、削られてしまうことがほとんどだが、小麦のうまみをより感じられるよう特殊な製法を用い残している。またパスタとパスタソースのラインナップも現地に学んだ品揃えにしている。イタリアは縦長の地形で気候が異なるため、パスタソースに使われる食材やパスタの形状なども多様だ。地域によって異なる様々な形状のパスタや現地の味を再現したパスタソースを開発した。

パスタには、魚介のソースやスープとよく合う、らせん状にねじった形が特長のショートパスタ「チェレンターニ」(250円)や、味の濃いソースが合うショートパスタ「リガトーニ」(250円)が登場。パスタソースには、牛ひき肉をトマトと赤ワインで煮込んで作るボローニャ発祥のメニューの「ボロネーゼ」(590円)などをリニューアル、新作ではシチリアの州都パレルモを代表するいわしの旨みを生かした伝統メニュー「いわしとフェンネル」(420円)が販売される。フェンネルの風味とケッパーの酸味をきかせて、魚介の旨みをひき立ててた。

また、パッケージも変更し、パスタソースには、そのソースに合うおすすめのパスタのアイコンを、パスタには、そのパスタに合うおすすめのパスタソースのアイコンが添えられている。

  • 商品ラインナップ

他にも、パスタをゆでる際に使用する商品として、「塩タブレット」(450円)と「有機オリーブオイル」(990円)も発売。塩タブレットは一粒がパスタ1人前をゆでる時に丁度良い量となっており、計量いらず使える便利なタブレット。オリーブオイルをゆでたパスタにあえると、一番美味しく食べられるパスタの状態と言われるアルデンテを保ちやすくなる。