ファンくるは9月1日、「5類移行前後のマスク着用についての意識調査」の結果を発表した。調査は4月6日~12日および7月3日~13日、同社ファンくる会員を対象にインターネットで行われ、それぞれ1000名強から有効回答を得た。
マスク「必ず着用している」人が減少
マスクの着用状況を聞いたところ、4月時点では、70%が「必ず着用している」と回答。着用理由は「未だ感染の不安を感じるから」や「花粉症などコロナウイルス以外の対策」が多い結果に。しかし、7月になると、「必ず着用している」人の割合は34%まで減少し、「状況に合わせて着用」(53%、4月時26%)や「全く着用していない」(12%、同4%)が増加。着用理由を聞くと、「未だ感染の不安を感じるから」が突出して多く、次いで「習慣化しているため」「周りの人がマスクをしているため」と続いた。
マスク着用していない人「気になる」は3割
次に、マスク着用をしていない人に対する感じ取り方の変化を調査したところ、4月では43%が「気になる」と回答したのに対して、7月は30%という結果に。また、飲食店スタッフに対してのマスク着用を「求める」割合も、81%から72%に減少。理由を聞くと、「料理への飛沫が気になるから」「接客時に会話があるため」が多かったが、スタッフがマスクを着用していなかった場合、その飲食店の再来店に影響すると回答した人の割合は、61%から50%へと減少した。