MK5とは何かを略した言葉のようにも思えますが、一体何を意味しているかわからない、という人も多いでしょう。

本記事ではMK5の詳しい意味や使い方と例文、いつ流行ったのかなどを解説します。

  • MK5とは

    MK5の意味や使い方、いつ頃に流行したかなどを解説します

MK5の意味とは

「MK5(えむけーふぁいぶ)」とは、「マジでキレる5秒前(Maji de Kireru 5 byomae)」の頭文字を取った俗語です。

その言葉通り、今にもキレてしまいそうな、腹立たしい状態、不愉快な状態、ムカついた状態を指す表現です。

MK5はいつ流行った?

MK5が流行ったのは、1990年代後半だといわれています。

当時、コギャルたちの間で広まった若者言葉、ギャル語でした。

広末涼子の『MajiでKoiする5秒前』もMK5と略される

『MajiでKoiする5秒前』は、1997年に発売された広末涼子さんのデビュー曲であり、作詞・作曲は竹内まりやが手掛けました。

この曲は当時、NTTドコモのポケベル(ポケットベル)のCMソングとして起用され、60万枚の大ヒットを記録。瞬く間に一世を風靡しました。

実はこの曲も、MK5と略されることがあります。

そもそも『MajiでKoiする5秒前』は、竹内まりやさんが当時若者たちの間で流行っていた「MK5(マジでキレる5秒前)」をもじったものだという説があります。

なおMK5はこの他にも派生して、「マジでキスする5秒前」「マジで殺される5秒前」「マジで喰われる5秒前」などを意味することもあります。

また『週刊少年ジャンプ』にて2008年に読切作品が掲載され、2009年から2014年まで連載された漫画『べるぜバブ』では、「マジで空気読めない5人組」をMK5と略しています。

MK5の使い方と例文

MK5の例文を基に、使い方のイメージを捉えましょう。

・朝からおなか痛くて超MK5なんだけど。

・何も悪いことしてないのに知らない人に舌打ちされた~。MK5だわ。

MK5は1990年代後半に流行したスラング

MK5は、「マジでキレる5秒前」という意味の俗語ですが、広末涼子さんのデビュー曲『MajiでKoiする5秒前』などを指すこともあります。

ただしかなり前の流行語であるため、現在は死語だといわれることも多い言葉です。

意味が通じないこともあるので、使用する相手やシーンには注意しましょう。