今年の夏は暑すぎてなかなか外に出られなかった人もいるはず。もっと遊びたかったのにな~という人に、朗報だ。東京駅から車で約90分の千葉・内房に大人がハシャげるホテル「BOTANICAL POOL CLUB(ボタニカル・プール・クラブ)」がオープンした。

  • 千葉に"プールを楽しむホテル"がオープン! 大人がハシャぐ非日常のプールクラブって?

    「BOTANICAL POOL CLUB(ボタニカル・プール・クラブ)」が8月25日にオープン

今回、水着を着るのは約10年ぶりのアラサー筆者が、同ホテルで大人げなくハシャいできたのでその様子を紹介していこう。

■プールを楽しむホテル「BOTANICAL POOL CLUB」

8月25日にオープンしたばかりの「BOTANICAL POOL CLUB(ボタニカル・プール・クラブ)」は、プールクラブをテーマにしたホテル。ここでは、ユニークな植物に囲まれながら屋外温泉プールをオールシーズン楽しめる。

  • 植栽を手掛けたのは、プラントハンターとして活躍する西畠清順氏

宿泊者のみに開かれた1本道を上がっていくと、そこはまさに非日常空間。ヤシの木をはじめ、300種類の個性豊かな植物で彩られており、まるで南国に来たかのような雰囲気が漂う。

  • 陽光降り注ぐロビー

吹き抜けのロビーでまずは、ウェルカムドリンクをいただきながら優雅にチェックインを。ここでは、バンド式のルームキーを受け取る。実はこれ、プールを楽しむのに非常に便利。腕につけたままプールに入れるので、わざわざ濡れた手でカギを取り出したり、プールサイドに置き忘れたりする心配がないのがうれしい。

  • バンド式のルームキーがめちゃ便利!

■開放的な客室

客室はプライベートプールを配した「POOL SUITE」、プールを眺められるテラスが付いた「POOL TERRACE ROOM」、専用プールを備えており最大6名まで利用可能な「POOL VILLA」など、全21室を用意。部屋の床やソファは耐水仕様のため、水着のままでもくつろぐことができる。

  • POOL TERRACE

  • POOL VILLA

また、プールを楽しむホテルとあって、水着の上に羽織るプールローブやプールサイドに持っていけるタオル、サンダルなどのアメニティも充実。

  • 部屋に備え付けられたアメニティ類

ちなみに、このシンプルでオシャレなデザインのアメニティ類は、ホテルのショップやオンラインストアで購入できるんだとか。気になる人は、ぜひこちらもチェックしてみてほしい。

  • ホテルのショップ

■いざ、主役のプールへ!

このホテルの主役は、施設中央に佇む2つのプール。

1つは海を見下ろす全長40mのインフィニティプール「BLACK POOL」。まるで水平線に溶け込むかのようなプールは、奥に行けば行くほど深くなるという仕掛けも。

  • BLACK POOL

続いては、夜には炎を囲む「SIGNATURE POOL」。パラソルやプールベッド、プライベートな空間に仕切られた「POOL HOUSE」が配置されており、思い思いの時間を過ごすことができる。

  • SIGNATURE POOL

  • POOL HOUSEはエアコンがついているので、快適に過ごすことが可能

プールサイドにはドリンクやプールスナックを楽しめるバーや、水平線にゆっくり沈む夕日を眺められるサンセットタイムの特等席「ROOFTOP SEAT」も用意されている。

  • 「ROOFTOP SEAT」

心躍る開放的な空間にひたすら泳いでは、ドリンクで喉を潤し、また泳ぐの繰り返していると……あっという間に夜を迎えた。

■充実のフードメニュー

プール上がりに楽しめるフードメニューは、紹介制モダンアメリカンレストラン「NO CODE」の米澤文雄シェフが監修した「BPC BBQ」や、和食割烹「酒井商会」酒井英彰シェフ監修の「HOT POT」3種(薬膳火鍋、千葉県産白姫豚のオーガニックハーブしゃぶしゃぶ、和牛ローストビーフ・千葉県産ベーコンのチーズフォンデュ)など、好みにあわせて選ぶことができる。

  • BPC BBQ

筆者は、2種のオリジナルスープを楽しめる「薬膳火鍋」を堪能。ボタニカルグリーンをイメージした、濃厚な緑白湯には、蛤や赤エビ、千葉・鴨川のハーブ園から届くフレッシュなハーブを、ピリッとからい黒胡麻麻辣スープには、ラムや鶏肉を入れて味わった。

  • 薬膳火鍋

■夜もプールで大ハシャギ

そのあとは、軽快な音楽をバックにまたまたプールへ! ライトアップされたプールは、昼とは違ったラグジュアリーで艶やかな雰囲気を醸し出す。

  • 【画像】揺らめく光が水着姿の男女を妖艶に照らす。大人だけのミッドナイトプール

    夜のSIGNATURE POOL

そこでの過ごし方は十人十色。ドリンク片手にプールサイドで楽しんだり、ビーチボールをしたり、ただただ泳ぎ続ける人も。筆者の場合は、都会では見られない美しい星空を眺めながら水に浮かぶという贅沢な時間を過ごした。

  • バー

ちなみに、プールで体が冷えたらサウナであたたまるのがおすすめ。ホテルには、プールサイドと館内の2カ所にサウナがあるので、シチュエーションにあわせて使い分けてほしい。

  • セルフロウリュウができるサウナ

筆者もきっちり体と心を整え、その後はベッドに倒れ込むようにして一日を終えた。

■ピクニックスタイルの朝食

翌朝の朝食は、ボックススタイルで提供されるサンドウィッチに加え、スープとコーヒーをいただく。テイクアウトスタイルなので、部屋で食べるのはもちろん、プールサイドで味わってもOK!

  • 朝食

手軽な朝食でエネルギーチャージをしたら、もうひと泳ぎ! 「もうプールでハシャぐ歳でもないぞ」と最初は思っていたが、結局、今回の滞在できっちり朝・昼・晩とたっぷりプールを堪能したのだった。

  • チェックアウトまで目一杯泳ぐ


最近、遊んでいないな~と思ったそこのあなた! 東京駅から車で約90分の"大人の遊び場"で、ぜひ忙しい日々を忘れ、ハシャいでみてはいかがだろうか。

■Information
BOTANICAL POOL CLUB
【所在地】千葉県安房郡鋸南町下佐久間 1510-2