精密金属メーカーであるキャステムは、独自の精密鋳造技術と最新のデジタル技術を融合させ、摂氏1,500℃の世界でもペグが打てる、見た目も色も完全にバナナな商品「バナナペグハンマー」を商品化した。8月25日よりクラウドファンディングサービス「Makuake」にて先行予約販売を開始。一般販売価格は5,500円だが、先行予約販売ではお得な価格での購入が可能。

  • 2020年に発売した「バナナハンマーDX」

2020年に発売した「バナナハンマーDX」。使い易さを完全に無視した、バナナ1本をまるごと金属化したハンマーはTwitterの今話題ランキング1位に輝き、海外でもバズったという。今回、キャンプで使える新商品「バナナペグハンマー」が登場する。

  • 新商品の「バナナペグハンマー」

同商品は、かつて放映されていた「凍ったバナナで釘を打つCM」が現在も多くの人の記憶に残っていることに同社が着目したもの。あのCMから約50年後の令和5年、摂氏1,500℃の世界でもペグが打てる「バナナペグハンマー」として開発された。

  • バナナの特徴を完全再現

ただバナナに似せたものを作ったのではなく、医療や航空宇宙等、あらゆる産業の精密部品の製造を行っているキャステムの技術と最新のデジタル技術を融合させ、本気で開発した製品だという。産業用CTスキャン「MCT225(ニコンインステック)」にて、本物のバナナを高解像度で3Dデータ化、ペグを叩く部分はバナナの断面を、またバナナの皮は独特の質感を再現している。一般的な「鋳物」とは異なり、繊細なカタチを生み出すことに特化した精密鋳造法を採用しているキャステムならではの技術により、バナナを金属で忠実に再現することに成功した。

  • 機能

素材はステンレス製(SUS304製)の為、耐食性が抜群で錆びにくくなっている。また、紐が付いている為、ペグを打つ時に力が入りやすい仕様。米国の引張強度テストで550ポンド(約250kg)の重さに耐えたほど丈夫な紐になっており、耐久性・耐水性に優れている。ペグ抜きに関しては、バナナの茎の部分の形状を維持しつつ、ペグの隙間に入るようにデフォルメされている為、テコの原理で簡単にペグが抜ける構造になっている。

  • リターン

Makuakeでの先行販売では、お得に購入できる「超早割」「早割」「マクアケ割」を用意。また、単品だけでなく、「2本セット」や「3本+バナナハンマーDXセット」も販売する。価格はバナナペグハンマーが5,500円、バナナハンマーDXが11,877円。Makuakeの同商品ページより購入可能だ。