サッポロビールでは8月25日から9月3日までの10日間、ヱビスビール発祥の地である恵比寿ガーデンプレイスにて「YEBISU BEER HOLIDAY」(ヱビスビアホリデー)を開催する。会場では定番のヱビスビールだけでなく、秋以降に発売予定の限定商品なども楽しめる。メディア内覧会で関係者は「上質かつ開放的な空間で、ヱビスの街ならではのひとときをお楽しみください」と語った。
会場となるのはJR恵比寿駅から徒歩10分、恵比寿ガーデンプレイスのセンター広場。高い屋根の下、心地よい風に吹かれながら美味しいビールを心ゆくまで楽しめる趣向となっている。入場料は無料で、Webで事前予約するか当日並んで入場する。
ここでしか飲めない「ヱビス」がすごい
会場にはヱビスビールをはじめとする各種ヱビス、全国で10月11日より期間限定で発売されるYEBISU CREATIVE BREWの第2弾「ヱビスオランジェ」のほか、「YEBISU BREWERY TOKYO」(2024年4月開業予定)で通年販売されるフラッグシップ商品「ヱビス∞(インフィニティ)」のプロトタイプ版も用意された。このヱビス∞のプロトタイプ版は、会場では「YEBISU BREWERY TOKYOシークレットタイプ」として販売されるもの。今後、フィードバックを反映させて味わいが改良されていくため、今回のイベントでしか味わえない言わば"幻のビール"となっている。
「恵比寿の料理人」が考えた逸品をキッチンカーで
恵比寿の料理人が考える「ヱビスビールに合う逸品グランプリ」の上位ランキングの人気飲食店もキッチンカーで出店している。フレンチレストランのplate(プラット)では「スペアリブのヱビスビール煮込み」(1,450円)などを提供。創業40周年のにんにくやでは、国産のニンニクをふんだんに使用した「にんにくたっぷり炙りチャーシュー」(1,250円)などを用意する。焼鳥と水炊きの櫛田では「鶏肉の蜜椒醬ソース」(1,000円)など人気商品を揃えた。
ちなみに、会場を彩るBGMは「BLUE NOTE PLACE」のライブ・DJによるもの。「ザ・ノース・フェイス・キャンプ」とコラボレーションしたキャンプエリアも設置するなど、大人時間を満喫できる演出になっている。
「ヱビスとのマリアージュを楽しんで」
サッポロビール マーケティング本部の沖井尊子氏は「ヱビスビールではColor Your Time!をブランドコンセプトに掲げ、お客様の幸せな時間をもっと広げていけるような取り組みを続けてきました。日本で初めてビアホールを作ったのもヱビスです。そんな所縁のあるこの地で、35年ぶりにビール醸造も再開する予定です。今回のイベントでは5種類のヱビスビールのほか、2種類の限定ビールもお楽しみいただけます。恵比寿の街に展開する飲食店さんの料理もキッチンカーで楽しめますので、いろんなヱビスビールとのマリアージュを楽しんでいただけたら幸いです」と説明。
また同社 商品・技術イノベーション部の有友亮太氏は、ヱビスオランジェについて「コク、香りの可能性を広げるべく開発したビールです。ヱビスの100年超の歴史のなかで、初めてオレンジピールを採用しました。柑橘の香る、濃厚なコクのあるビールとなっています」と説明する。
そしてYEBISU BREWERY TOKYOシークレットタイプについては、ビール好きの人たちの好みのど真ん中、ストライクゾーンに投げ込むような味わいを目指した、と説明。「かつて恵比寿にビール工場があったときに使っていたホップを採用するなど、ヱビスの歴史も意識した設計にしています」と笑顔で話していた。