俳優の成田凌が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『転職の魔王様』第6話がきょう21日(毎週月曜22:00~)に放送される。

  • 前田公輝=カンテレ提供

■メインゲストに宮野真守、新レギュラーに白洲迅が登場

額賀澪氏による同名小説を映像化する同作は、「転職の魔王様」の異名を持つ毒舌敏腕キャリアアドバイザーが、求職者の仕事や生き方への悩みを辛辣な言葉で一刀両断しながらも、働く自信と希望を取り戻させる“転職”爽快エンターテインメント。

今夜放送される第6話に登場する求職者は、宮野真守演じる八王子道正。これまでに6回の転職を経験しており、“転職王子”というあだ名がついている。売り上げトップで表彰されるほど有能な不動産営業マンだが、唯一の難点は1つの会社に長く留まれないこと。本人曰く「数年で飽きちゃう」らしく、その華々しい実績を引っ提げて、これまでいくつもの会社を渡り歩いてきたが、実は転職を繰り返すのには別の理由が。来栖(成田)と千晴(小芝風花)のコンビが求職者の本音を引き出していく。

そんな八王子の転職をサポートしているさなかに千晴が偶然出会うのが、ナゾの男・天間聖司。白洲迅演じる天間は、第2章の幕開けとなる第6話から登場する新レギュラーで、2人は初対面にもかかわらず、なぜか一緒にアイスクリームを食べることに。もしや千晴に恋の予感!?

見どころいっぱいの6話には、ほかにも注目のシーンが。千晴が加入した「シェパードキャリア」のメンバーが、夏の暑気払いとしてオフィス以外の場所で一同に会するのだ。風通しがよく、和気あいあいとした会社の雰囲気が伝わってくるシーンで、みんなから慕われる洋子(石田ゆり子)を筆頭に、姉御キャラの広沢(山口紗弥加)やおとぼけ系の山口(おいでやす小田)、何かと一言多い今ドキの若者・犬飼(藤原大祐)がおなじみの会話を繰り広げるのだが、来栖を一方的にライバル視している横山(前田公輝)が、来栖の言葉にかみつく場面も。前田公輝演じる横山は、キャリアドバイザーとはまた違った立場で会社を支える営業担当。ビシッとしたスーツ姿で颯爽と現れ、毎回絶妙なタイミングで助け舟を出す姿が魅力的だ。そんなデキる営業マン・横山を演じている前田がコメントを寄せた。

■前田公輝(横山潤也 役)コメント

――前田さんが思う『転職の魔王様』の魅力を教えてください。

常日頃から生きていくと、誰かのためだったり、状況によって、本音を隠してしまうことがあると思うですが、その積み重ねが自分の首をしめてしまう事ってあると思います。もやもやして解決しないままになっている事柄に対して刺さる言葉を言ってくれるので、今の自分から生まれ変わるきっかけとなるセリフが盛り込まれているところが魅力なのかと思います。自分のネガティブと感じていたところが、実は才能だったと気づかせてくれる、そんなところも魅力なドラマかと思います。

――これまでの放送を終えて、周囲の反応・反響はいかがですか? また、営業・横山潤也を演じるにあたり、意識していること、参考にしたことがあればお教えください。

毎週楽しみにみています、と街で声を掛けられることもあったりして、それだけ印象的な作品に参加させていただいていて感謝の気持ちです。横山は営業のエースでもあり言葉は柔らかくないので、はしばしに白目だったりツッコミだったりの要素も盛り込み、そんなキャラクターで撮影に励んでいます。

――SNSなどで、前田さんのスーツ姿が素敵すぎるとの声がありますが、ご自身としてはいかがですか?

とてもうれしいです! 感謝の言葉以外何もありません!!

――撮影現場でのエピソードお教えください。

キャストの皆さんの話のテンポが速くて、話が盛り上がりすぎて楽しくいいチームワークでてきていると思います。良い空気感で充実した撮影をさせて頂いてます。記者会見の時に僕が答えた回答に対して、成田凌くんがこっちを向いて拍手をしてくれたのとか、めっちゃうれしかったです。たまに登場する横山を、皆さんいつもいるよねって雰囲気で迎え入れてくれて心温まっています。

――撮影を乗り切る前田さん自身のリラックス方法はありますか。

甥っ子の動画をみることと、Disney関連の動画を見ることが完全にリラックスです。

――6話のみどころ・視聴者へのメッセージをお願いします!

今回は転職王子と言われている方で、ちゃんと社会と調和しながら本音と向き合っていますか? というのが、ひとつの見どころだと思います。客観的にみることも加味して、自分を見つめなおし進化を遂げるというところが見どころだと思います! ハッとさせられる、今までとはまた変わった6話がお届けできると思います。謎の男、天間もお楽しみにしてください。