NTTドコモの企業内研究所である「モバイル社会研究所」が、8月17日、公衆空間で他人が写真や動画を撮影する行為に関する調査レポートを発表した。

同研究所では、2023年1月にスマホ・ケータイ所有者で、電車内・バス内等の公衆空間において他人が「場所や状況を気にせず写真や動画を撮影する」行為が気になるかどうかを調査。

  • 出所:2023年一般向けモバイル動向調査

電車内・バス内等の公衆空間において他人が「場所や状況を気にせず写真や動画を撮影する」行為が「気になる」と回答したのは、全体で6割。女性は約7割、男性は約6割と、女性のほうが男性よりも「気になる」と回答した。

  • 出所:2023年一般向けモバイル動向調査

次に、電車内・バス内等の公衆空間において「場所や状況を気にせず写真や動画を撮影する」他人の行為が「気になるかどうか」を性年代別に見増したると、女性はどの世代でも6割以上が「気になる」と回答。女性10代の71.2%が「気になる」と回答し、40代で68.2%、20代で66.8%となった。

男性はどの世代でも5割以上が「気になる」と回答。男性50代の59.6%が「気になる」と回答し、10代で57.9%、60代で56.8%と続いた。

調査対象は全国の15~79歳男女、有効回答数は6,599。