女優の高橋ひかるが主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『ハレーションラブ』(毎週土曜23:30~)第2話がきょう12日に放送される。

  • 高橋ひかる=テレビ朝日提供

今作は、2022年の大学生だった当時に「第22回テレビ朝日新人シナリオ大賞」で大賞を受賞した新進気鋭の脚本家・若杉栞南氏による戦慄のラブサスペンス。第1話は、平穏に暮らしてきた深山朱莉(高橋)の前に謎の男・浅海恭介(眞島秀和)と幼馴染の藤原昴(一ノ瀬颯)が現れた頃から、街で不気味で不穏な事件が起き始め、さらに朱莉の家の前には何者かによって「どこかトオクにいけまスようニ」と書かれた真っ赤な短冊が大量に吊り下がった笹が括られているという展開で幕を閉じた。

実は朱莉が住む星合台の街では、15年前に起きたある事件をきっかけに、七夕の笹の短冊に願い事を書かなくなっていた。その事件とは、当時空き家で火事があり、焼け跡から昴の兄・藤原晶が遺体となって発見されたこと。その現場からは今回朱莉の店の前に置かれた短冊と同じ「どこかトオクにいけまスようニ」と書かれた短冊が見つかり、当時小学校でいじめられていた晶が、それを苦にして火をつけたと言われていた。以来街では短冊に願い事を書くと呪われるという噂が広まっていたのだ。今回朱莉を襲った赤い短冊の一件は、15年前の事件との関わりがあるのか。街で起き始めた不穏な事件で、狙われているのは朱莉――!?

そんな中、15年ぶりに再会した昴は昔と変わらぬ明るい性格で朱莉に接してくれ、ほっとするひと時を与えてくれる存在に。昴の兄の事件の話になり、街に広まった呪いの噂に悲しさをにじませる昴を見た朱莉は、一緒に短冊に願い事を書くことを提案する。それぞれが書いた願いとは。

一方、家に大量の赤い短冊をばらまかれた時には、野次馬の中にいた浅海がそっと朱莉のもとにやって来て手を差し伸べる。動揺していた朱莉だが、浅海の優しさに触れて安堵の表情を覗かせる。朱莉は昴と浅海、2人とどんな進展を見せるのか。