Voicyは8月7日、「メンタルケアに関する意識調査」の結果を発表した。調査は7月26日〜27日、同社運営の音声プラットフォーム「Voicy」のリスナーを対象にインターネットで行われ、1,510名から有効回答を得た。

  • “ご自愛時間”をとっている?

    “ご自愛時間”をとっている?

調査によると、「メンタルケアに関心がある」という人は90.7%。「ストレスなどに対して、自分で自分の機嫌を取る行動を実践していますか?」と尋ねたところ、88.8%が「実践している」と回答し、メンタルケアへの関心が広く浸透しているとともに、多くの人が自分自身のケア方法を理解し実践する“ご自愛時間”をとっていることが明らかに。

  • 自分で自分の機嫌を取る行動

    自分で自分の機嫌を取る行動

“ご自愛時間”にかける時間は、ここ1年で「増えた」が63.7%を占めており、具体的には「睡眠をとる」「好きなものを食べる」「体を動かす」「ラジオや音声サービスで人の声を聴く」などが上位に。

また、メンタルケアへの関心度や“ご自愛”需要の高さは、Voicyの聴取傾向にも見られ、「メンタル・心理学」ジャンルの聴取時間は昨年同時期に比べ約1.2倍に。聴いた理由を聞くと「興味」に次いで、「自己肯定感の向上目的」「ストレスの解決方法探し」が上位に。実際に「メンタル・心理学」ジャンルを聴いたことによる変化を聞いたところ、「発信者から解決方法を得られた」が最も多く、次いで「自己肯定感が上がりポジティブな気持ちになれた」が続いた。

  • お坊さんによる放送の聴取時間

    お坊さんによる放送の聴取時間

次に、「メンタル・心理学」ジャンルの中でお坊さんの放送を聴いた人の聴取時間を調べたところ、前年同期比で約4.1倍に大きく伸長していることが判明。なぜお坊さんの放送を聴いたのか理由を聞くと、「お坊さんの説法を聴きたいが日常では機会が少ないから」「仏教の考え方を日々の生活に活かしたかったから」が上位にあがった。