総合動画配信サービス「DMM TV」の新作発表会「#DMM TV まつり ~Original Content Lineup~」が7日、都内で行われ、「DMM TV」のオリジナルドラマ第1弾『ケンシロウによろしく』(9月22日より配信)より主演の松田龍平、ヒロインの西野七瀬、脚本を手掛けたバカリズム、関和亮監督が登壇した。
『ヤングマガジン』で連載中のジャスミン・ギュ作『ケンシロウによろしく』を実写化。脚本は、映画『地獄の花園』やドラマ『ブラッシュアップライフ』など次々と話題作を生み出すバカリズムが担当し、『地獄の花園』などでバカリズムとタッグを組み、唯一無二の世界観を映像で表現してきた関和亮氏が監督を務める。主演は松田龍平。復讐のために『北斗の拳』を読んで暗殺拳を学び、なぜか史上最強の凄腕マッサージ師となる主人公・沼倉孝一を演じる。
脚本を担当したバカリズムは原作の大ファン。「すべては『アメトーーク!』さんから始まって。たまたま『アメトーーク!』で紹介させてもらって、その縁があって、帯とかも書かせてもらって、そこからですね、きっかけは」と関わりを説明した。
そして、「もともと漫画好きですし、漫画の実写化に対してあまりいいイメージは持ってなかった」と打ち明けた上で、「でもジャスミン先生から僕の名前が出たと聞きまして。ぜひやってもらいたいと。原作者の方に言っていただくのは光栄なことなので、だったら自分が断って別の人がやって変にされるよりは、自分が責任を持って漫画を守りたいというか、実写化して面白くしたいという気持ちで引き受けました」と本作のオファーを受けた思いを明かした。
初めて漫画原作の脚本に挑戦したバカリズム。「漫画で見て面白いセリフ回しと、実際に声に出して面白いセリフ回しは微妙に違うので、そこも面白さを損なわないように調整しました」と説明し、「面白いものを詰め込みたいけど限界もあるので、取捨選択していく。世界観を壊さずに漫画の面白さを伝えるという作業でした。オリジナルだと自分で好きなようにできるんですけど、そこは気を使いました。ファンの方に叩かれないように」と語っていた。
西野は、この日のイベントで出演が発表され、ヒロイン・坂本里香を演じることが明らかになった。