乃木坂46に4期生として加入し、ミュージカル、ラジオなどで活動の幅を広げてきた田村真佑。8月1日発売の1st写真集『恋に落ちた瞬間』(ワニブックス)では、初めて訪れた南の島・グアム、そしてパラオを舞台に、新たな一面を見せている。
写真集を撮影した当時の思い出や同作に込めたこだわり、そして、加入5年目を迎えたアイドル人生“最大の転機”などについて語った今回のインタビュー。自身のみならず、4期生全体に変化が訪れた「本当の意味で“乃木坂46になれた”」瞬間とは。
■1st写真集発売決定に驚き「まさか実現するとは…」
――いよいよ1st写真集『恋の落ちた瞬間』が発売されます(取材は発売前)。
今はたくさんの方に届いてほしいという気持ちでいっぱいです。ずっと私の写真集を楽しみにしてくれていたファンの方々から「早く見たい!」という声もたくさんいただいているので、私としても早く見てもらいたいです。
――最初の発表も大きな反響がありました。写真集の発売が決まったとき、どのように感じましたか?
世界で1冊の自分だけしか映っていない写真集なので、もちろん嬉しい気持ちもありました。でもその一方で、本当に出すのかな? と疑っている部分もあって(笑)。ふわふわしている気持ちもありました。発売を目前に控えて、最近ようやく実感が湧いてきています。
――“写真集を発売したい”という思いは、もともとありましたか?
なかなか簡単に出せるものではないと思っていましたし、実際にそうだと思うので、いつか出すことができたら……と頭の片隅にはあったのですが、まさか実現するとは……驚きました。
――ファンの方も待望の1冊だと思います。ご家族やメンバーの皆さんに写真集が発売されることを伝えたとき、どんな反応でしたか?
家族は「素敵な1冊になるといいね」と言って、すごく喜んでくれました! メンバーには4期生の賀喜遥香ちゃん、早川聖来ちゃん、3期生の久保史緒里さんには決まってからすぐに伝えました!「やりたいこととか着たい衣装とか伝えたら、きっと叶えてくれるよ」と教えてもらったので、実際に写真集の制作が始まったときにはお伝えして、しっかり叶えてもらいました!
■“初めての海外旅行”感あふれる撮影で自然な表情
――そんな賀喜さん、早川さん、久保さんからのアドバイスを受けて、今作で特にこだわった部分はどこでしょうか?
私は動物がすごく好きなので、「動物と一緒に写真を撮りたい」という思いがあって。今回の写真集の中にも、ワンちゃんと一緒に撮影したカットが掲載されています。また、特典のポストカードに使用されていますが、馬に乗っての撮影もさせていただきました。
――先行カットでも、人見知りのワンちゃんとの1枚が公開されていましたよね。
マッチョですね! 本当にずっと逃げ回ってて、全然来てくれなかったんですけど、撮影の終盤あたりでようやく寄ってきてくれて。広い庭で自由に走り回ってたみたいで、全然姿が見えなかったんです(笑)。撮影中も呼んでみたり、合間に探したりしていたんですが、なかなかいなくて。あのカットは最後に撮れた奇跡の1枚です!
――それであの瞬間を収められたのはすごい! 撮影はパラオとグアムで行われましたが、振り返ってみていかがですか?
私が人生で見た海の中で一番きれいでした。海がきれいというと、透けて見える透明な海を想像するんですけど、パラオには乳白色の白い海があって、それがまた今まで見たことない美しさで、パラオならではだなと。岩肌に囲まれているなかにその海があるんですが、すごく幻想的で、今まで見たことのない不思議な場所でした。
もう1つの撮影地・グアムはとにかく街並みが色鮮やかで、いるだけですごくテンションが上がる場所。遊園地に行かせていただいたり、本場のハンバーガーをたくさん食べたり、ザ・グアムを堪能させてもらいました! 私自身、海外は中国・上海に行ったことしかなかったので、写真集の撮影だけど初めての海外旅行感もありつつ……(笑)。そういう感覚だったからこそ出た自然な表情も、たくさん切り取ってもらえて嬉しかったです。
■“プロデューサー”賀喜遥香からのアドバイスでボディメイク
――初めての海外旅行ではなおさら、海のきれいさや街並みにもテンション上がりますね。
南の島も初めてだったので、美しさに驚いてばかりでした。パラオでは撮影場所までクルージング船で移動したんですけど、その途中もずっと海がきれいで……! 雨を心配していたんですけど全然降らなくて、きれいな景色の中で撮影することができました。
――きょうの撮影でも晴れ女っぷりを発揮していましたね(笑)。
写真集のときも発揮させてもらいました(笑)。特に海では、いい天気の中で撮影できましたし、水着カットに初挑戦したので、そういう意味でも印象に残ってます。
――水着やランジェリー姿を初披露しましたが、ボディメイクや体調管理で意識したことはありますか?
撮影に入る前は、筋トレや食事を減らしたりとかちょっと調節しながらやっていましたが、あまり細くなりすぎないないように、女性らしい体つきや柔らかい質感をキープできるように意識しながらやっていました。
というのも、かっきー(賀喜)が「もちろん細いのもすごく素敵だと思うけど、まゆたんの柔らかそうな感じは絶対なくさない方がいい!」「ほどよい肉付き感というか、女性らしい体つきっていうのが絶対いいから!」と力説してくれて(笑)。かっきーは、「絶対こっちの方がいいよ」「こっちの方がかわいく見える」とかプロデューサー目線じゃないですけど、アドバイスをくれるので、参考にさせてもらいました。誰よりも熱心に熱く語ってくれたのが嬉しかったですね(笑)。