JR東日本盛岡支社は31日、除雪用ディーゼル機関車DD14形310号機の撮影会を盛岡車両センター青森改造基地で9月8・9日に開催すると発表した。前回好評だったことから、内容をリニューアルした第2弾として実施。青森改造基地でDD14形を撮影できる最後の機会となる。

  • 検修庫内撮影イメージ(実際の留置場所とは異なる場合がある) (JR東日本青森支店提供)

DD14形は1960(昭和35)年から活躍し、JR東日本管内で唯一在線している除雪用ディーゼル機関車。青森改造基地所属のDD14形310号機は津軽線で活躍したが、現在は使用されていない。撮影会では、改造基地検修庫内での撮影と、改造基地検修庫から外に移動しての撮影を楽しめる。

改造基地検修庫内にてDD14形とDE10形を連結した状態で撮影できるほか、DD14形の前方のウイングを手動で開閉する実演も行われ、開閉の様子に加え、開閉どちらの状態も撮影できる。検修庫の外での撮影も、DD14形とDE10形を連結した状態で撮影できるほか、DD14形側・DE10形側の両側から撮影もでき、DD14形が先頭となって検修庫内に入庫する様子の撮影も行える。

  • 検修庫外撮影イメージ(実際の留置場所とは異なる場合がある) (JR東日本青森支店提供)

DD14形の車内に入り、運転台と機関室の見学も行えるとのこと。なお、運転台は写真撮影可能だが、機関室は撮影できず、機器等に触れることも不可とされている。

9月8・9日の両日とも第1部(13時から15時30分まで)・第2部(16時30分から19時まで)の2回開催。各回10名を募集し、参加費用は4万円。申込みは8月7日10時から、「JRE MALL」盛岡支社にて、中学生以上を対象に先着順で受け付ける。