ソニー損害保険は7月28日、「全国カーライフ実態調査」の結果を発表した。調査は6月23日~26日、自家用車を所有し、月に1回以上車を運転する18歳~59歳の男女1,000名(10代・20代、30代、40代、50代、男女各125名)を対象にインターネットで行われた。
車の維持費は平均1万3,500円/月
調査によると、年間走行距離の平均は6,791km。保険料、ガソリン代・燃料代、駐車場代、修理代などに要する“1ヵ月あたりの車の維持費”を聞いたところ、「5,000円〜10,000円未満」(32.3%)や「10,000円〜15,000円未満」(21.7%)が多く、維持費の平均は1万3,500円という結果に。過去の調査結果と比較すると、2020年(1万900円)、2021年(1万1,700円)、2022年(1万2,800円)と、3年連続で増加傾向となっている。
主に運転している車のボディタイプ別にみると、維持費の平均が最も低くなったのは軽自動車で1万1,000円、最も高くなったのはSUV・クロカンで1万7,600円だった。
負担に感じる人が最も多いのは「自動車税」
次に、車の諸経費で負担に感じるものを聞いたところ、「自動車税」(68.6%)、「ガソリン代・燃料代」(66.4%)、「車検・点検費」(61.0%)、「自動車保険料」(51.3%)、「駐車場代」(19.6%)が上位に。居住地別にみると、「駐車場代」は都市部では32.9%と、地方(17.2%)に比べて15.7ポイントも高い結果に。
ガソリン代・燃料代の節約方法を聞くと、「セルフ式ガソリンスタンドで給油する」(43.2%)が最も多く、次いで「急発進・急停車をしない」(27.9%)、「ガソリンスタンドの会員になる」(26.5%)、「速度を出しすぎない」(25.7%)、「エアコンの使用を控える」(23.4%)と続いた。