1979年にリドリー・スコット監督によって生み出された映画「エイリアン」シリーズ。H・R・ギーガーによるグロテスクかつ印象的なエイリアンの造形、閉ざされた宇宙空間でたった1人でエイリアンと戦うリプリーを演じるシガニー・ウィーバーの名演などにより、スクリーンへ初登場から40年以上たった現在でも、人気のシリーズとなっています。

2004年にはプレデターと戦うスピンオフ作品が作られ、2012年からはリドリー・スコット監督が長年あたためてきた前日譚とも言える『プロメテウス』『エイリアン:コヴェナント』が制作されました。現在もスピンオフ作品『Alien: Romulus(原題)』がフェデ・アルバレス監督の手で制作中と、今なおシリーズは増殖を続けています。

本記事では、この人気の「エイリアン」シリーズ全作品の見る順番を時系列とともに解説します。各作品のあらすじ・キャストについても紹介しますので、ぜひご一読ください。

  • 「エイリアン」シリーズを見る順番を紹介します

    「エイリアン」シリーズを見る順番を紹介します

映画「エイリアン」シリーズを見る順番

「エイリアン」シリーズを見る順番を理解するにあたり、まずはシリーズの公開順と時系列を把握しておきましょう。

映画「エイリアン」シリーズの公開順は以下の通りです。

「エイリアン」シリーズの公開順

  1. 『エイリアン』(公開年:1979年)
  2. 『エイリアン2』(公開年:1986年)
  3. 『エイリアン3』(公開年:1992年)
  4. 『エイリアン4』(公開年:1997年)
  5. 『エイリアンVS.プレデター』(公開年:2004年)
  6. 『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』(公開年:2007年)
  7. 『プロメテウス』(公開年:2012年)
  8. 『エイリアン:コヴェナント』(公開年:2017年)
  9. 『Alien: Romulus(原題)』(公開年:2024年予定)

続いて時系列は以下のとおりです。

「エイリアン」シリーズの時系列

  • 『エイリアンVS.プレデター』(舞台設定:2004年~)
  • 『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』(舞台設定:2004年~)
  • 『プロメテウス』(舞台設定:2089年~)
  • 『エイリアン:コヴェナント』(舞台設定:2104年~)
  • 『エイリアン』(舞台設定:2124年~)
  • 『エイリアン2』(舞台設定:2179年~)
  • 『エイリアン3』(舞台設定:2270年~)
  • 『エイリアン4』(舞台設定:2470年~)

1979年に初公開された「エイリアン」シリーズ。この作品を時系列で見ると、少し複雑な前後関係になっています。

時系列にすると、スピンオフ作品である『エイリアンVS.プレデター』が最も早い時代を描いています。人類とエイリアンの初の戦いは、『エイリアンVS.プレデター』の舞台となる2004年です。SF映画史上でも圧倒的に有名で凶暴な二大クリーチャー、エイリアンとプレデターが戦うという、『エイリアンVS.プレデター』(2004年公開)、『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』(2007年公開)。この2作は現代を舞台としています。

『エイリアンVS.プレデター』では2004年に起こった南極でのエイリアンとプレデターの戦いが描かれています。続く『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』では前作のすぐ後に、アメリカの田舎町で始まったエイリアンとプレデターの戦いと、そこに巻き込まれた人間たちのドラマが描かれました。

そこから時は過ぎ、次にエイリアンが人類と遭遇するのは2089年。『プロメテウス』(2012年公開)で、その模様が描かれています。

2089年、エリザベス・ショウ博士ら一行が、人類の起源を解き明かすため宇宙船プロメテウス号に乗り込みます。そして彼らは惑星LV-223にたどり着き、エイリアンと遭遇するのです。

『エイリアン:コヴェナント』(2017年公開)では、それから15年後の物語が描かれます。宇宙への移植者を乗せた宇宙船コヴェナント号がある惑星に着陸。そこで、ある宇宙船の残骸とショウ博士が残したドッグタグを発見し、エイリアンとも遭遇します。

そして、エイリアンと人類の戦いは『エイリアン』(1979年公開)へと引き継がれていきます。シリーズ第1作である『エイリアン』の舞台は2124年となっており、『エイリアン』から『エイリアン2』『エイリアン3』『エイリアン4』までは、公開順が時系列となっています。

第1作では、2124年に惑星LV-426にたどり着いた宇宙貨物船ノストロモ号の一行がエイリアンに遭遇。シガニー・ウィーバー演じるリプリーのみが生き残ります。続く『エイリアン2』では2179年に再び惑星LV-426を訪れたリプリーがエイリアンと対決。『エイリアン3』では2270年の流刑惑星フィオリーナ161での戦いが、『エイリアン4』では、2470年に軍の実験船オーリガ内での戦いが描かれています。

「エイリアン」シリーズを見るおすすめの順番

公開順と時系列を踏まえたうえで、映画「エイリアン」シリーズは以下の順番で見ることをおすすめします。

  1. 『エイリアン』(1979年公開)
  2. 『エイリアン2』(1986年公開)
  3. 『エイリアン3』(1992年公開)
  4. 『エイリアン4』(1997年公開)
  5. 『プロメテウス』(2012年公開)
  6. 『エイリアン:コヴェナント』(2017年公開)
  7. 『エイリアンVS.プレデター』(2004年公開)
  8. 『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』(2007年公開)

このシリーズの魅力は、やはりエイリアンという謎のクリーチャーの強さと恐ろしさ。どこから来たのかもわからない、異常な生命力を持ったエイリアンが、ひそかに忍びより襲ってくる……。『エイリアン』『エイリアン2』『エイリアン3』『エイリアン4』では、さまざまなシチュエーションでその恐怖がたっぷりと描かれています。

エイリアンの怖さを存分に味わった後、『プロメテウス』『エイリアン:コヴェナント』を見れば、エイリアンの強さやその生命力の源をより理解できるはずです。

『エイリアンVS.プレデター』『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』はコミックスを原作としたスピンオフ作品なので、特に見なくてもシリーズを理解するのには問題ありません。むしろ、この2作に登場するエイリアンは、本筋のストーリーに登場するエイリアンとは違う世界の種と考えてもいいでしょう。

「エイリアン」シリーズのあらすじ・キャスト一覧

ここからは、2022年時点で公開されている映画「エイリアン」シリーズ8作品のあらすじやキャストを紹介します。

『エイリアン』

あらすじ

2122年、地球へ帰還中の宇宙貨物船ノストロモ号。謎の電波を受け、コールドスリープ中の乗組員たちが目を覚ます。電波の発信源である惑星に降り立った乗組員たちが見たものは、巨大な卵が並ぶ異星人の宇宙船だった……。やがて、船外調査から戻った乗組員の体を突き破り、恐ろしいエイリアンが姿を現す。エイリアンは巨大に成長し、次々に乗組員たちを襲いはじめる。たった一人生き残った通信士のリプリーはなんとか逃げようとするが……。

見どころ

ダン・オバノンが原案を手がけ、リドリー・スコットが監督としてメガホンを取った記念すべき第1作。シリーズの主要キャラクターであるリプリーをシガニー・ウィーバーが演じている。第52回アカデミー賞で視覚効果賞を受賞した。

キャスト・作品概要

出演/トム・スケリット、シガニー・ウィーバー、ジョン・ハート、ヤフェット・コットー、ハリー・ディーン・スタントン、ヴェロニカ・カートライト、イアン・ホルム
演出/リドリー・スコット
公開年/1979年

ユーザーコメント

・「シリーズ後半はあまり面白くなかったが、やっぱり1作目は怖かったしハラハラして見た記憶がある」(44歳女性)
・「エイリアンがどういうものかもわからず見ると、怪物に爬虫類が合体したような、『よくこんな姿を考えたものだ』と度肝を抜かれた印象があった」(61歳男性)
・「シリーズの初回作であり、エイリアンが人体の腹部から飛び出てくるシーンが印象的だった」(65歳男性)
・「このエイリアンは40年以上前の作品だが、当時ものすごくショックを受けた記憶がある。『エクソシスト』と同じくらい興奮して見たことを覚えている。宇宙船に謎の生命体が入り込み、乗組員がパニックになっていくのがとても共感できて怖かった」(61歳男性)
・「シガニー・ウィーバーとマザー(コンピューター)のやりとりが真に迫っていて、『自分だったらあんなにがんばれない』と子どもながらに感じたので」(41歳女性)
・「子どものときに観て怖かったのを大人になった今でも思い出すから」(52歳男性)

『エイリアン2』

あらすじ

ノストロモ号での悪夢のような惨劇から50年以上が経過したある日、唯一の生き残りであるリプリーはコールドスリープ状態で発見される。しかし、惑星LV-426の入植者が消息不明になったことから、リプリーは宇宙海兵隊とともにLV-426を訪れることに。リプリーはエイリアンの危険を訴えるが、隊員たちは本気にしないままだった。LV-426に着いたリプリーらは、コロニーでエイリアンの痕跡を発見。やがて、一人生きのびていたニュートという少女を保護するが……。

見どころ

監督がリドリー・スコットからジェームズ・キャメロンに代わり、エイリアンとの戦いというアクション要素が強まったシリーズ第2作。『Aliens』という原題が示すとおり、多数のエイリアンとの死闘が描かれている。第59回アカデミー賞で視覚効果賞、音響効果編集賞を受賞している。

キャスト・作品概要

出演/シガニー・ウィーバー、マイケル・ビーン、キャリー・ヘン、ランス・ヘンリクセン
演出/ジェームズ・キャメロン
公開年/1986年

ユーザーコメント

・「最もホラー要素が強く、怖さという点では断トツです」(29歳女性)
・「グロテスクな表現から目が離せない名作」(39歳男性)
・「生きるためには、生き続けるためには、さらにはより発展・繁栄していくためには、その陰で心ならずも絶滅させられていく者、隅に追いやられていく者、無視されていく者などが存在する。これは不条理なのか、必要悪なのか、そんな問いを自分に投げかけてくれた作品だったので選択しました」(62歳男性)
・「前作の印象をいい意味で払拭し超えてきた作品」(52歳男性)
・「舞台設定もよく、第1作と違い、エイリアンがたくさん増えて人間との戦いがおもしろく何回も楽しめるから」(47歳男性)

『エイリアン3』

あらすじ

LV-426でエイリアンを殲滅し地球への帰途についたリプリーだったが、原因不明の故障のため宇宙船が惑星フィオリーナ161に墜落。他の隊員は死亡し、リプリーは1人生き残る。流刑惑星のフィオリーナ161では囚人たちが生活しており、そこにリプリーたちの宇宙船に潜んでいたエイリアンが姿を現す。犬に寄生したエイリアンは、四足歩行するドッグ・エイリアンとなり、囚人たちを襲いはじめる。リプリーは囚人たちと協力してエイリアンに立ち向かうが……。

見どころ

シリーズ3作目の本作には、犬に寄生した四足歩行できるエイリアンが登場。高速で移動し、武器もなく逃げまどう人間たちを追い詰めていく。シガニー・ウィーバーはスキンヘッドでリプリー役に挑んでいる。監督は『ゴーン・ガール』『ファイト・クラブ』のデビッド・フィンチャーで、本作がフィンチャーの長編映画デビュー作となった。

キャスト・作品概要

出演/シガニー・ウィーバー、チャールズ・S・ダットン、チャールズ・ダンス、ポール・マッギャン
監督/デビッド・フィンチャー
公開年/1992年

ユーザーコメント

・「迫力があり、ハラハラドキドキしながら見ました」(48歳女性)
・「最後の映像がとても印象に残っている」(50歳男性)

『エイリアン4』

あらすじ

リプリーがエイリアンを体内に宿したまま死亡してから200年。軍の実験船オーリガ号では、彼女の血液からクローン「リプリー8」が作られ、体内からエイリアンも摘出されていた。成長したリプリー8はリプリーの記憶を持ったまま、人間離れした体力を有していた。復活したエイリアンは多数の卵を産み、オーリガ号には多くのエイリアンが誕生。さらに、人類とエイリアンのハイブリッドである新生物「ニューボーン」も生まれ……。

見どころ

『アメリ』『デリカテッセン』のジャン=ピエール・ジュネが監督を務めた第4作。“Alien Resurrection”という原題が示すとおり、エイリアン、そしてリプリーが復活(Resurrection)を果たした。ジュネ監督らしいシュールな世界観は健在で、「ニューボーン」の表情には、異形の悲哀と孤独が現れている。「エイリアン」シリーズにおいては異色の一作となっている。

キャスト・作品概要

出演/シガニー・ウィーバー、ウィノナ・ライダー、ロン・パールマン、マイケル・ウィンコット
演出/ジャン=ピエール・ジュネ
公開年/1997年

ユーザーコメント

・「ずっと見ているが、昔の作品よりも映像が綺麗になって見やすかった」(38歳女性)
・「シガニー・ウィーバーの演技がよかったから」(59歳男性)

『エイリアンVS.プレデター』

あらすじ

南極の地中深くに謎の熱源が発見され、調査チームが派遣される。調査チームは、地下600メートルで巨大なピラミッドを発見し、地球外生命の痕跡をみる。そこは地球外からやってきたプレデターが、クイーン・エイリアンに卵を産ませて、若いプレデターと戦わせる“成人の儀式”のための場だったのだ。散り散りになった調査チームのメンバーは、一人またひとりと、エイリアンとプレデターの戦いの餌食になっていく……。

見どころ

「エイリアン」シリーズのスピンオフとなる本作。『エイリアン』と『プレデター』はもともとダークホースコミックスという出版社でコミカライズされており、1991年には『エイリアンVSプレデター』というクロスオーバー作品がコミックスで描かれていた。この映画版『エイリアンVS.プレデター』はコミックスの設定を受け継ぐものとなっている。

キャスト・作品概要

出演/サナ・レイサン、ラウル・ボヴァ、ランス・ヘンリクセン、ユエン・ブレムナー、コリン・サーモン
演出/ポール・W・S・アンダーソン
公開年/2004年

ユーザーコメント

・「迫力ある映画だった。どちらもすさまじい化け物で、その対決に息をのんだ」(74歳男性)
・「2つのシリーズを同時に見ているようで得した気持ちだった」(65歳男性)
・「プレデターシリーズも好きなので、両者が戦ったときにどういった結末になるのか興味深かった」(44歳男性)
・「狩るもの、狩られるもの、その中でも擬人化した演出が斬新だったから。純粋に面白かったです」(49歳男性)
・「一番スリルがあって面白い」(31歳女性)

『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』

あらすじ

エイリアンとの死闘に勝利し、宇宙船で母星に帰ろうとしたプレデター。だがその体内にはエイリアンが寄生しており、エイリアンとプレデターのハイブリッド「プレデリアン」が誕生する。宇宙船はアメリカ・コロラドの森の中に墜落し、エイリアンが野に放たれ、増殖を始める。宇宙からもエイリアンを駆除するために新たなプレデターたちが襲来。エイリアンやプレデターに襲われた人間たちは、保安官の指揮のもと、町から逃げようとするが……。

見どころ

エイリアンとプレデターが異種格闘技を行うスピンオフシリーズの第2弾。本作では、エイリアンとプレデターの戦いよりも、謎の生命体に襲われながら必死で生き延びようとする街の人間たちの姿に焦点を当てたパニックホラーとなっている。本作で初めてエイリアンが人間が暮らす街で暴れる姿が描かれている。

キャスト・作品概要

出演/スティーブン・パスクール、レイコ・エイルスワース、ジョン・オーティス、ジョニー・ルイス、アリエル・ゲイド
監督/コリン・ストラウス、グレッグ・ストラウス
公開年/2007年

ユーザーコメント

・「2つの有名な作品がマージされてドキドキした」(39歳男性)
・「プレデターとセットで2度おいしい作品だと思いました」(51歳男性)
・「宇宙人自体が戦う姿がその当時斬新だったから」(69歳女性)
・「プレデターが強くて怖かったですね」(40歳男性)

『プロメテウス』

あらすじ

2089年、考古学者のエリザベス・ショウと恋人のホロウェイ博士は、宇宙をさす巨人の絵が描かれた3万5千年前の洞窟壁画を発見。このモチーフが「人類の創造主=エンジニア」からのサインなのではないかと推測する。2人はウェイランド社からの支援を受けて宇宙船プロメテウス号に乗り込み、アンドロイドのデビッドらとともに、エンジニアの星LV-223を訪れる。そこで謎の構造物を発見し、調査後にホロウェイの体に異変が起きる。やがてエリザベスが妊娠していることがわかり……。

見どころ

シリーズ第1作『エイリアン』を手がけたリドリー・スコットが長年あたためてきた企画を、33年かけて実現させた一作。エイリアンとは、人間とは、そしてアンドロイドとはという「エイリアン」シリーズに通底するテーマが、圧倒的なスケールの映像で描かれている。第1作でノストロモ号が受信したメッセージ、シリーズの起点となったそのメッセージの真の意味を知ることができる。

キャスト・作品概要

出演/ノオミ・ラパス、マイケル・ファスベンダー、ガイ・ピアース、イドリス・エルバ、シャーリーズ・セロン
監督/リドリー・スコット
公開年/2012年

ユーザーコメント

・「エイリアンシリーズのエピソード0といった内容ですべての始まりとなる作品だから」(47歳男性)
・「エイリアンシリーズとは知らずに見ていたため、最後のシーンは衝撃的だった」(38歳男性)
・「エイリアン映画の代名詞はまずは恐怖という言葉が浮かびますが、この映画では神秘さと不思議さを強く感じました。人間のルーツは何なのか、人間は誰が作り出したのか、目的は何なのかなど、わからないことが満載です。残念なところはエイリアンシリーズを見ていないと、この作品で描かれた背景や登場するエイリアンとの関係性や過去の作品との共通点が見いだせない所だと思います。しかしながら、人類創生から人類滅亡までを企んだと思われる神の存在の有無は、今後もしエイリアンシリーズが制作されることがあれば引き継いでほしいテーマだと思いました」(61歳男性)

『エイリアン:コヴェナント』

あらすじ

2104年、2,000人の宇宙移植者を乗せたコヴェナント号は、未知の惑星から「カントリー・ロード」が聞こえる謎の電波を受信する。コヴェナント号はその惑星を調査することに。人類移住計画責任者のダニエルズは、この星で異星人の宇宙船の残骸と「E・ショウ」と名前が書かれた遺品を発見。それはプロメテウス号で地球を飛び立ったエリザベス・ショウ博士のものだった。そこでダニエルズらはアンドロイドのデビッドと出会い、彼がこの星に来た理由を聞く……。

見どころ

別の理由で航海していた宇宙船が電波を受信してある惑星に立ち寄り、エイリアンの襲来を受ける……というシリーズ1作目の流れを踏襲した本作。前作『プロメテウス』では新たな存在「エンジニア」が登場し、概念が壮大すぎてわかりにくくなっていたが、本作では原点回帰ともいうべく、エイリアンの存在を中心に据え、その恐怖を存分に見せている。

キャスト・作品概要

出演/マイケル・ファスベンダー、キャサリン・ウォーターストン、ビリー・クラダップ、ダニー・マクブライド
監督/リドリー・スコット
公開年/2017年

ユーザーコメント

・「エイリアン誕生の秘密が明かされた衝撃的な作品だから」(55歳男性)
・「グロすぎてこれぞエイリアンといった感じの作品だと思う」(32歳女性)

「エイリアン」シリーズ人気作品ランキング

「エイリアン」シリーズの映画8作品を対象とした人気ランキングは以下のようになりました。

1位:『エイリアン』 (50.2%)
2位:『エイリアンVS. プレデター』 (16.2%)
3位:『エイリアン2』 (14.4%)
4位:『エイリアン3』 (4.9%)
5位:『AVP2 エイリアンズVS. プレデター』 (4.3%)
6位:『エイリアン4』 (3.1%)
7位:『プロメテウス』 (2.4%)
8位:『エイリアン:コヴェナント』 (2.1%)

1979年公開の初代『エイリアン』が過半数の支持を集めるぶっちぎりの1位となりました。巨匠リドリー・スコット監督が生み出したSFホラー映画史に燦然と輝く「エイリアン」シリーズ。その1作目が世界中の映画ファンに与えた衝撃の大きさがうかがい知れる結果と言えるでしょう。

「エイリアン」シリーズが視聴できる動画配信サービス

「エイリアン」シリーズを初めて見るという方や、一気に見直したいという方は、定額制の動画配信サービスで視聴するのがよいでしょう。

2023年7月時点で「エイリアン」シリーズが見られる主な動画配信サービスとしては以下があります。

Amazon・プライム・ビデオ

  • 『エイリアン』(レンタル・購入)
  • 『エイリアン2』(レンタル・購入)
  • 『エイリアン3』(レンタル・購入)
  • 『エイリアン4』(レンタル・購入)
  • 『エイリアンVS.プレデター』(レンタル・購入)
  • 『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』(レンタル・購入)
  • 『プロメテウス』(レンタル・購入)
  • 『エイリアン:コヴェナント』(レンタル・購入)

Disney+

  • 『エイリアン』(定額配信)
  • 『エイリアン2』(定額配信)
  • 『エイリアン3』(定額配信)
  • 『エイリアン4』(定額配信)
  • 『エイリアンVS.プレデター』(定額配信)
  • 『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』(定額配信)
  • 『プロメテウス』(定額配信)
  • 『エイリアン:コヴェナント』(定額配信)

Disney+では、「エイリアン」シリーズのすべての作品を定額配信で見ることができます。Amazon・プライム・ビデオでは、レンタルか購入することで視聴可能になります。

Disney+に加入すると月額990円、もしくは年額9,900円という価格で、21,000以上の物語を見ることができます。ディズニー関連作品やピクサー関連作品はもちろん、マーベル関連作品、スターウォーズ関連作品、「エイリアン」シリーズのようなかつての「20世紀フォックス」関連作品が視聴可能。さらに韓国ドラマや日本のアニメ作品なども充実しています。洋画やアニメがお好きな方は加入してみてもいいでしょう。

「エイリアン」シリーズを見るのにおすすめの順番を紹介しました

脚本家ダン・オバノンの生み出したキャラクター「エイリアン」を、H・R・ギーガーがクリーチャーとして形にし、リドリー・スコット、ジェームズ・キャメロン、デビッド・フィンチャー、ジャン=ピエール・ジュネといった名だたる名監督たちが映像化してきた「エイリアン」シリーズ。シガニー・ウィーバー演じるエレン・リプリーは、現代の強い女性像を象徴するような戦うヒロインとしても有名です。

1979年から人々を魅了してきた「エイリアン」シリーズには、SF映画、パニック映画、宇宙映画、クリーチャー映画など、さまざまな要素が詰まっています。まだ見たことがないという方は、ぜひこの機会にご覧になってみてください。

調査時期: 2023年7月18日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計407人(男性: 316人、女性:91人)
調査方法: インターネットログイン式アンケート

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