7月11日に登場したローソンの新作フライドフーズ「海からクン」。大人気シリーズ「からあげクン」によく似た(?)商品として、発売前からSNSで話題を呼んでいます。
どのような品か気になったので、海からクン2種の味わいや食感をさっそく調査することに。本家からあげクンとの比較も交え、注目の新作フードをレポートします!
海からクン フィッシュマヨネーズ味 248円(税込)
魚が描かれたポップなパッケージが目を引く「海からクン フィッシュマヨネーズ味」。紙箱の中には、シンプルなきつね色の揚げ物が5個入っています。
衣に包まれているのは白い魚のすり身。もう一種の海からクンであるエビタルタル味よりは小ぶりで、おやつやメインの食事のお供にちょうどよさそうなサイズの商品です。
ふっくら柔らかなすり身は甘みが強く、塩気の効いた衣との相性がバツグン。衣はパリッと固めの食感で、心地よい歯ごたえが楽しめます。
酸味のあるマヨネーズは、あっさり風味のすり身に甘酸っぱさとコクを添えるアクセントとして活躍。
マヨネーズが加わったすり身からはホロホロと崩れる繊細な舌ざわりも感じられ、想像していた”魚の練り物”を超える至福のしっとり加減に仕上がっていました。
海からクン エビタルタル味 259円(税込)
ローソンの公式ホームページでは”海老カツ”と紹介されている「海からクン エビタルタル味」。内容量は5個で、商品価格はフィッシュマヨネーズ味よりも11円ほど高く設定されています。
値段に大きな違いはないものの、一つ一つのスナックのサイズはフィッシュマヨネーズ味より大きめ。箱に入った状態でもエビタルタル味のほうが分厚く、お得な感覚に浸れる海からクンでした。
ボリューミーな衣に包まれているのは、海老と魚をミックスしたすり身。薄ピンクの練り物の中に、大きめにカットされた海老や魚の身が入っています。
すり身はもちっとぷりぷりで、なんとも楽しい食べ心地。とろっとなめらかなタルタルソースが、すり身とは別にたっぷり含まれています。
衣はザクザクで香ばしく、単体でもかなり満足感が高め。海老の甘みとタルタルの酸味がほどよくマッチして、後を引くおいしさのフライドフーズとなっていました。
「からあげクン」とはどう違う?
やはり気になる、海からクンと本家「からあげクン」(レギュラー,税込238円)との違い。ローソンの定番商品であるからあげクンと新星の海からクンには、どのような違いがあるのでしょうか?
一商品あたりのスナックの個数は、からあげクンも5個。内容量の個数自体は同じであるものの、一つ一つのサイズは、大きいほうから、からあげクン、エビタルタル味、フィッシュマヨネーズ味の順番でした。
衣の雰囲気も大きく異なり、エビタルタル味はパン粉のような存在感のある衣。一方、からあげクンとフィッシュマヨネーズ味は、薄めで皮のような質感の衣がついています。
噛むほどに甘みが広がる海からクン2種と対照的に、からあげクンからは一口食べただけでジューシーな肉汁が。分厚いながらもぷっくり柔らかく、長年人気を博している定番品としての魅力的な食感も楽しめます。
しかしながら、肉汁がたっぷりな分、食べた後の重みもからあげクンが一番上。さっぱりとした後味が好きな方や、少し胃が疲れ気味な方には、海からクンのほうが適しているかもしれません。
海からクン、総じてうまい!!
肉のうまみが効いたからあげクンとは味わいが大きく異なるものの、あっさり楽しめる揚げ物として非常に魅力的だった海からクン。
個人的には、フィッシュマヨネーズ味は食事に加えるもうひと品に、エビタルタル味は小腹が空いた時に食べる濃いめのおやつとしてリピートしたいスナックでした。
暑さで食欲が出ないこともある夏の時期。ローソンの海からクンで、幸せと元気をチャージしてみてはいかがでしょうか?