フジテレビ系ドラマ『この素晴らしき世界』(20日スタート、毎週木曜22:00~)の制作発表会見が10日、東京・同局湾岸スタジオで行われ、若村麻由美、沢村一樹、木村佳乃、マキタスポーツが登壇した。
若村麻由美演じる、平凡な生活を送る“主婦”浜岡妙子が、ひょんなことから芸能界で活躍する“大女優”若菜絹代になりすましながら二重生活を強いられる同ドラマで、若村と沢村は今回が初共演。同じ枠で20年前に放送された『白い巨塔』にそれぞれ出演したが、若村は主人公・財前五郎の妻、沢村は五郎の教授選のライバルを演じ、同じシーンを演じることはなかった。
当時を振り返り、若村は「うちの財前の敵だと思って見てました。こんなさわやかな敵が出てきて、マズいぞと思ってました」と回想。沢村は「『白い巨塔』は実は1週間で撮り終わったんですよ。6カ月やってたドラマなのに」と、重要な役どころながら意外な撮影期間を明かした。
この会見が行われた7月10日は、沢村の56歳の誕生日。フォトセッションが終わり、会見もお開きと思いきや、若村の呼びかけで誕生日ケーキが登場し、サプライズのお祝いが行われた。
若村に「本当にこの記念すべき日が制作発表となりましたが、いかがでしょうか?」と問われた沢村は「すいません、私事にこの時間を作っていただきありがとうございます」と恐縮しながら、「今日は納豆の日なんですよ。『納豆クイーン』というお仕事があるらしいんですけど、ぜひ『納豆キング』も作ってほしいなと思います。でも田中圭くんとか小泉孝太郎くんも同じ誕生日なので、向こうにとられるでしょうね」と消極的に願望を語っていた。