NPO法人日本唾液ケア研究会では、新型コロナの5類への移行および、マスク着用の自由化という世の中の状況において、改めて「マスクの着用」についての意識や実態、健康意識の変化について調査するため、2023年6月1日~6月2日に全国の20~60代男女1,000名を対象に「マスク着用実態」に関するアンケート調査をインターネットにて行った。

  • マスク着用実態

  • 世代別マスク着用実態

現在のマスクの着用実態割合について、約5割が「常に外している」「状況に応じて外している」と回答し、残り5割は「状況問わずマスクを着用することが多い」と回答した。

  • マスクを外す割合が高い場面について

マスクを外す割合が高い場所として「屋外での移動時」(70.7%)が選ばれ、昨年時の回答割合と比べ30%以上の差があった。

  • 今年の夏マスクを外すと思うか?

  • 世代別 今年の夏マスクを外すと思うか?

今年の夏にマスクを外すと答えた人は、昨年時とくらべ2.5倍増。20代~30代では約6割が外すと回答し、40代以降とは意向が異なった。

  • 今夏マスクを外すと答えた理由

  • 今夏マスクを外さないと答えた理由

マスクを外す理由1位は「息がしづらい」、外さない理由1位は「感染症にかかりたくない」が選ばれた。

  • マスク自由化以降で感じる不調

マスクの自由化以降での体の変化や不調については、「口臭が気になる」「口の渇きが気になる」の回答が多く、併せて「鼻水」や「咽頭痛」を訴える人もいた。

  • 行うことが難しい習慣

健康によいとわかっているものの、習慣的に行うことが難しい対策については、1位「バランスのよい食事」(32.0%)、2位「免疫力を意識した生活」(29.6%)であった。

  • 実際に行っている習慣

反対に対策として行っていることとして、1位「手洗いうがい」(32.4%)、2位「発酵食品の摂取」(25.9%)、3位「小まめな水分補給」(23.1%)が選ばれた。