アクロスソリューションズと浜屋が共同運営している買取比較ちゃんねるは、「漫画買取に関する意識調査」の結果を6月30日に発表した。同調査は、6月9日〜10日の期間、15歳〜60歳以上の男女2416人を対象に実施されたもの。

  • 漫画(単行本・雑誌も含む)を購入したことがあるか

はじめに、漫画(単行本・雑誌も含む)を購入したことがあるか尋ねると、全体の65.9%の人が紙媒体の漫画を購入(63.4%)または貰ったことがある(2.5%)と回答。一方、「購入したことも貰ったこともない」割合は30.9%だった。

年代別で見ると最も割合が高かったのは40代の74.5%、最も割合が低かったのは20代の51.6%という結果に。また、20代では「購入したことも貰ったこともない」と答えた人が38.3%に上った。

  • 漫画を売った経験

漫画を売った経験について聞いたところ、漫画を購入または貰ったことがある人のうち、漫画を売った経験がある人は55.7%だった。しかし、売った経験がある人の8割以上が想定していたよりも安く売れたと回答しており、買い取る側と売る側の価格想定にはギャップがあることが明らかになった。

  • 漫画を処分しようと思ったタイミング

漫画を処分しようと思ったタイミングを問うと、最も多かったのは「読まなくなったとき」(62.6%)。次いで「収納スペースの都合で処分しなければいけなかったとき」(28.6%)という結果に。

紙の書籍はかさばるので、持ち続けるには保管場所が問題となる場合が多いよう。また、その他では「引っ越しのタイミングで処分をする」という声や、「そもそも処分したことがない」という意見も目立った。

  • 漫画を処分したとき、利用したサービス

漫画を処分したとき、利用したサービスで最も多かった回答は「古本屋」で40.3%を占めた。年代別では、20代で「フリマアプリ」と回答した人が他の年代よりも10%以上多く、60代以上のみ、ごみとして捨てている人が多くかった。