フジテレビ系ドラマ『真夏のシンデレラ』(10日スタート、毎週月曜21:00~)の制作発表会見が2日、東京・台場の同局で行われ、出演者たちが撮影場面のアイデアを次々に提案した。
森七菜と間宮祥太朗を筆頭に、神尾楓珠、吉川愛、萩原利久、白濱亜嵐、仁村紗和、水上恒司が男女8人の恋愛群像劇を繰り広げる同ドラマ。大ヒットドラマ『silent』の生方美久氏の次年度に、昨年「フジテレビヤングシナリオ大賞」を受賞した新人・市東さやか氏のオリジナル脚本となるが、ストーリーの結末はまだ決められておらず、出演者同士の空気感や化学反応を見ながら、内容を反映させていく考えだという。
森は「もしかしたら見ていただいている方のつぶやきとかによって、結末が変わるんだと思うと、一挙一動が大事になってくると思います」とプレッシャーを語るが、先日ゲスト出演した『ぽかぽかゴールデン』で間宮に目撃されていたことが明かされた、“浜辺に巨大ワカメを思い切り叩きつける”シーンが加えられる可能性もゼロではなくなった。
そんなこともあり、会見では撮影シーンのアイデアが次々に飛び出した。水上は、神尾の体を「脱いだらすごいですよ。バキバキです」と紹介し、「ふんどし一丁のシーンがあるかもしれないですよね」と聞くと、神尾は即座に「ないわ!」とツッコミ。しかし水上は「この発言によって、脚本が変わるかもしれないですから」と期待を捨てず、神尾は「やめて! 変なシーン追加しようとしないで!」と訴えた。
また、この夏に「フェスに行きたい」という森のために、間宮は「亜嵐が出るフェスのシーン作ってもらったらいいよね」と提案してみたものの、「大変そうではあるけど(笑)」と関係者の苦労を想像して恐縮していた。
フジテレビ本社の球体展望室「はちたま」で行われたこの会見では、海に花火が打ち上げられ、「屋形船の人たちいいなあ」(間宮)、「たーまやー!」(森)と、キャストたちのテンションは一気に上昇。花火をバックにした森による自撮り写真も見事成功した。