お笑い芸人のバカリズムが原案・脚本を務める日本テレビ系ドラマ『ノンレムの窓 2023夏』が、7月8日(22:00~)に放送される。
“夢と現実”“現実と非現実”の狭間を行き来する物語が描かれ、バカリズム自らも「窓先案内人」として幕間に登場する同ドラマ。今回は、小澤征悦主演『夕暮れ時の葛藤』(脚本・バカリズム)、夏帆主演『推してもいいデスか?』(脚本・安部裕之)、瀬戸康史主演『出世したくない君へ』(脚本・竹村武司)の3作が放送される。
『夕暮れ時の葛藤』は、夕方にスーパーを訪れた男・野本(小澤)が、列ができている2つのレジのうち、短い列に並ぶが、長い列ができていた隣のレジがサクサク進み、そっちの列に移るべきか葛藤し始める。そんな時、自分の後ろに並んでいた人が隣の列に移ったことでさらに葛藤は続き……。演出は、バカリズム脚本の『ブラッシュアップライフ』水野格氏が担当する。
『推してもいいデスか?』は、『ブラッシュアップライフ』に出演した夏帆が“推し活”にハマるOL・萌美を演じる。アイドルグループを推している萌美は、推しの脱退にショックを受けたことで、より身近なコンビニ店員を推し始める。しかし、その彼も突然コンビニを辞めてしまい、絶望の中ついに彼女が推し始めたのは…。
『出世したくない君へ』で瀬戸が演じるのは、意識高い系の男・田前。田前は憧れの女性に、今どき意識高く出世しようとしている人はダサいと言われたことで、意識を低くしようと「意識を低くするセミナー」に通い始める。張り切って時間前に行くと、時間前に来るのは意識の高い行動だと叱責される。そこで繰り広げられる「意識を低くする」講義内容とは。
コメントは、以下の通り。
■バカリズム
――第4弾『ノンレムの窓 2023夏』の放送が決定して
有難うございます!定期特番として定着すればいいなと思っていたので、放送が決定してホッとしています。今回も豪華なキャストの皆さんに出演していただけて嬉しいです。瀬戸(康史)さんには、まだお会いできていないのですが、調べたら地元がとても近いんですよね!
――原案・脚本を担当された『夕暮れ時の葛藤』について
普段から良く、コンビニやスーパーなどで、こんな思いするなという経験をそのままネタにさせていただきました。面白い出来上がりになっていると思います。
――視聴者の方へメッセージ
とにかく、見てください!としか言いようがありません!見てください!!(笑)
■小澤征悦
――『ノンレムの窓』への出演が決定して
バカリズムさんの独特な世界観のある笑いがすごく大好きで、バカリズムさんの書かれた脚本で出演できるということでオファーをいただき、嬉しかったです。台本もすごく面白く、こういう視点で日常を切り取る、バカリズムさんのセンスは素晴らしいと思いました。
――視聴者の方へメッセージ
『夕暮れ時の葛藤』は、バカリズムさんらしい、少しシュールでもちろん笑える独特な世界観の中で息をさせていただきました。とても良い経験になりました!短編ではありますが、すごく濃厚な作品に仕上がっています。ぜひお楽しみに!
■夏帆
――『ノンレムの窓』への出演が決定して
「ブラッシュアップライフ」が終わって3カ月、すぐにまた升野さんからお仕事をいただけて嬉しかったです!升野さんの作品(※ 原案 バカリズム/脚本 安部裕之)は楽しくて、ご褒美仕事だと思っているんですが、こんなにご褒美が続いてしまっていいのか!?と思っています(笑)
――視聴者の方へメッセージ
升野さんならではの、ちょっと不気味で、シュールで面白いドラマになっていると思います!ぜひ、ご覧ください!
■瀬戸康史
――『ノンレムの窓』への出演が決定して
個人的に、バカリズムさんと出身地(福岡県)が一緒で、間接的にですが、今回ご一緒できてとても嬉しかったです。風間(俊介)さんの『私達の恋』と木南(晴夏)さんの『大人になってからの友達作り』の作品を拝見したんですが、すごく面白かったです。今回の出演させていただいた作品もそうなんですが、現実にありそうな設定なんですがあり得ない、でも共感しちゃう、沼にハマる感じで、フィクションと現実の狭間で進んでいく展開が面白かったです。
――視聴者の方へメッセージ
本当に面白い作品になっていると思います!何事も行き過ぎると、あらぬ方向へ行ってしまい自分が崩壊してしまう……という教訓にもなっているお話でした。みなさん是非、意識を高くいきましょう!