女優の白石聖、俳優の中川大輔、丸山智己、仲村トオルが、カンテレ・フジテレビ系ドラマ『合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~』(毎週月曜22:00~)のクランクアップを迎えた。最終話は26日に放送される。

上段左から白石聖、中川大輔、下段左から丸山智己、仲村トオル=カンテレ提供

明晰な頭脳とずば抜けた行動力、そして時に大胆な変装さえも武器にする元弁護士の女探偵・上水流涼子(天海祐希)が、IQ140の相棒・貴山伸彦(松下洸平)とタッグを組み、さまざまな依頼を超大胆な方法で解決していく痛快エンターテインメント。

諫間グループ社長・諫間の娘である久実を演じた白石、歌舞伎町にたむろする裏社会の若きリーダー浩次を演じた中川、涼子を愛してやまない元刑事・丹波を演じた丸山、諫間グループの社長・諫間を演じた仲村のレギュラーキャスト4人が先日クランクアップを迎え、コメントを寄せた。

■白石聖

撮影期間があっという間すぎて、もう最近のことしか覚えていないです(笑)。演じた久実は、涼子さんをはじめ皆さんにたくさんお世話になりました。上水流エージェンシーの事務所内での留守番も多かったですが、後半は、ヘビメタのコスプレをしたり、貴山さんと一緒に涼子さんを尾行したり、一緒に潜入する機会も多くて本当に楽しかったです。ちょっと暴走しすぎている時もありましたが(笑)。

最終回は……本当に怒とうの展開です! 涼子さんと貴山さんはもちろん、久実もお父さんとどのような関係を築いていくのか……佳境になりますので、楽しみにしていただけたらうれしいです! 最後まで絶対に皆さんの期待を裏切らない、痛快な物語になっているので、ぜひご覧ください!

■中川大輔

浩次は本当にファンキーな役なので、毎回現場入る前にすごいテンションを上げてスイッチを入れていました! テンション高い役は演じていて楽しいし、僕が演技で何か試してみると他のキャストの皆さんがそれ以上で返してくれる現場でしたので、事前に想像が出来ない分、毎シーン本当に勉強になりました。特に、涼子ちんはいろいろ仕掛けてくるので、それに乗っかるのがとても面白かったですし、浩次みたいなハイテンションな人が嫌いなのぶりんに絡んでいくのは、意地悪心で楽しかったです(笑)。最終回は……涼子ちんとのぶりんの名コンビはどのような結末を迎えるのか……最後まで楽しみながら見ていただけたらなと思います。もちろん浩次も、最後までお見逃しなく!

■丸山智己

丹波役、終わってしまうんですね……寂しいです。突然空気をぶち壊したりするうざい役で(笑)、勝手にやりすぎていた気がするので、大丈夫かなと心配でした。天海さんがお芝居でうっとうしそうな顔をしますが、家に帰った後「あれはもしかして素だったのでは……」とふと不安になって思い出すこともありました(笑)。天海さんはどう思っていたか分かりませんが、僕はワクワク・ウキウキしながら、幸せをかみしめながら演じていました。ステキな大先輩からいろいろと学びながら、演技の新たな扉がひらいた感じもして嬉しかったです。

最終回は……とにかくすごいです。すごい、の一言です。毎話びっくりするような展開がありますが、最終回はそのびっくりがぎゅっとしていますので! 丹波の活躍も含めて、ぜひ楽しみにしていて下さい!

■仲村トオル

最後の現場はまさかの雨でしたが、無事に撮り終えることができて良かったです! 撮影日数がそれほど多くなかったのですが、理想的座長の天海さんをはじめ皆さんのおかげで、本当に楽しい時間を過ごさせてもらいました。楽しかったので、番宣で天海さんと洸平に巻き込まれて、恥ずかしいステップを踏んでしまったことも忘れられそうな気がします(笑)。収録直後は、やってしまった……と思っていましたが、オンエアを見た娘たちには「よく頑張ってた」と言われたので、 今となってはそれも良い思い出になっています(笑)。

最終回は……諫間を演じた僕にとって、重要な回です。父と娘、親子の関係を丁寧に描いてもらえて、うれしかったですし、白石聖ちゃんも素晴らしかったので注目していただきたいです。聖ちゃんの涙、とても美しいです。