リソースクリエイションは6月20日、「SNS就活についての実態調査」の結果を発表した。調査期間は3月1日~5月31日、調査対象は2024年卒の就活生、有効回答は559人。
まず、選考に進む上で何を最重要視するか質問すると、66.5%が「社員の雰囲気」と回答。次いで「企業理念」が14.0%、「福利厚生」が4.8%、「年間休日日数」が3.0%となった。
次に、就活を進める上で企業のSNSアカウントは必要だと思うか聞くと、「はい」が圧倒的に多く91.1%。理由としては「社員の雰囲気が一番よく分かる媒体だから」「HPよりも気軽に情報を得ることができるから」といった意見が多数寄せられた。
就活を進める上でSNSで社名を検索したかとの問いには、82.8%が「検索をした」と回答。内訳は、「Instagram」が73.3%、「TikTok」が35.2%、「Twitter」が17%、「YouTube」が14.7%となった。同調査では、1位がInstagramだった理由について「就活生が最も知りたがっている『社員の雰囲気』を、画像や動画を通して伝えることができるからだ」と推測している。
最後に、就活中、企業アカウントを見て入社意欲はどのように変化したか尋ねると、「増した」が88.6%、「変わらない」が11.4%、「減った」が0%との結果に。同調査では「『減った』という回答が0名であったことから企業アカウントを持っていることに対するデメリットは少ないといえる」と分析している。