嵐の松本潤が主演を務める大河ドラマ『どうする家康』(NHK総合 毎週日曜20:00~ほか)。このたび、於愛の方役の広瀬アリスが第23回「瀨名、覚醒」のシーンについてコメントした。

  • 於愛の方役の広瀬アリス

大河ドラマ初出演となる広瀬が演じるのは、激動期の家康を支えた於愛の方。読書好きで極度の近眼。そのユーモラスな行動が周囲に癒やしを与える。ガマンが続いていた家康の心に明かりを灯す、愛深き姫。実は夫を戦乱で亡くし、幼子を連れて側室となった苦労人だ。

■瀬名(有村架純)とのシーンについて

クランクインは瀬名さんとのシーンでした。女子同士の柔らかい会話というか、ほっこりと楽しいシーンで印象に残っています。どっしりと構えられている瀬名さんに対して、子どもっぽくておっちょこちょいな於愛。その対比でそれぞれのキャラクターが際立つ場面だなと思いながら演じました。

瀬名が於愛に家康を託そうと決意する場面でもありましたが、「瀬名と於愛がクスクス笑い合えた時に、お互いに惚れる」というイメージで臨みました。この方だったら任せられる、この方の代わりだったら頑張れると直感的に感じるというか。監督とは「瀬名と於愛がもっと一緒にいられたら、二人は凄く仲良くなれそうなのにね」という話もしたのですが、本当にその通りだなと思います。

今作では、戦国を生きる女性たちが色濃く描かれていますが、芯の通った強い女性が多い印象です。於愛もおっちょこちょいで不安になる面もありますが、殿を支えるという意味でも、今後母になっていく意味でも、瀬名さんとは違うアプローチで“強い女性”でありたいなと思っています。

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