JR東日本は、東京駅グランルーフ2階を「GRANROOF GARDEN」として7月1日にリニューアルオープンすると発表した。グランルーフ地下1~3階の商業エリアと、同じく地下1階にある「グランルーフ フロント」の商業施設は、7月10日から「グランスタ八重洲」に名称変更する。
「GRANROOF GARDEN(グランルーフガーデン)」は、234mにわたるペデストリアンデッキの長さを生かしたパブリックスペースに。エリア全体でフリーWi-Fiと電源コンセントを整備し、駅・高速バス利用者、周辺のオフィスワーカー、住民、来街者など誰もが快適に過ごせる空間とする。
空間全体に100種以上の関東圏在来の植物を取り入れ、「東京の玄関口にふさわしい緑豊かな空間」を創出。15種類以上のベンチやカウンター、緑化プランターを組み合わせ、一部可動式とすることで各種イベントなど利用者のニーズに応じて変化できるフレキシビリティある空間とする。
東京駅八重洲口改札外の旧グランルーフと旧「グランルーフ フロント」の「グランスタ八重洲」への名称変更は、利用者にとってのわかりやすさという視点から、駅構内で異なる名称で運営してきた複数の商業施設を「グランスタ」ブランドで一本化することを目的としている。