1 クロス・マーケティングは6月14日、「熱中症に関する調査(2023年)」の結果を発表した。調査は6月9日~11日、20~69歳の男女1,100名を対象にインターネットで行われた。
熱中症が気になり始める時期を聞いたところ、「7月」(36.0%)が最も多く、次いで「8月」(24.6%)、「6月」(21.7%)と続き、実際に熱中症対策を行う時期は「8月」が最多で64.5%、僅差で「7月」(64.0%)となり、やや対策の方が遅い傾向に。また、「6月」「9月」は気温や湿度が高い割に対策が3~4割程度にとどまっている。
熱中症を感じる症状は「めまい・立ちくらみ」(39.9%)、「気分が悪くなる」(36.9%)、「だるさ・疲れ」(35.6%)、「頭痛がする」(34.6%)が上位に。熱中症を感じたときに取る対応は、「水を飲む」(62.8%)が最も多く、次いで「涼しい場所へ移動する」(55.5%)、「スポーツドリンクを飲む」(48.2%)、「横になる、安静にする」(46.7%)と続いた。
次に、昨年と比べた夏のエアコンの使い方を教えてもらったところ、「電気料金は気になるが今まで通り使う」が40.2%とダントツに多く、次いで「節約のために設定温度を高めにする(運転時間は短くしない)」「なるべく使わない」(ともに17.1%)という結果に。
また、自分以外で、熱中症が心配になる行動を聞いたところ、「炎天下での体育祭・部活・スポーツ(子供・学校)」(48.7%)、「畑仕事をしているひと」(47.2%)、「着ぐるみ、被り物を着ているひと」(46.4%)が上位にあがった。