東武鉄道は16日、日光線および伊勢崎線にて3両編成で運転される特急列車の一部を増車し、8月から6両編成で運転すると発表した。日光線の特急列車は使用車両の変更にともない、列車名も変更に。増車後も運転時刻や発着駅に変更はないとのこと。

  • 東武鉄道の特急車両500系「リバティ」

編成両数の変更は、日光線・伊勢崎線ともに「リバティ」3両編成の特急列車を対象に実施。日光線では、特急「リバティけごん」「リバティきぬ」のうち上下各4本を「スペーシア」6両編成に変更する。下りは「リバティけごん3号」(浅草駅7時0分発・東武日光駅8時54分着、土休日運転)、「リバティけごん23号」(浅草駅12時30分発・東武日光駅14時18分着)、「リバティきぬ139号」(浅草駅17時0分発・鬼怒川温泉駅19時4分着)、「リバティけごん51号」(浅草駅20時59分発・東武日光駅22時50分着)の4本を「スペーシア」6両編成とし、列車名を「けごん3号」「けごん23号」「きぬ139号」「けごん51号」に変更。8月1日から運転開始(土休日運転の列車を除く)を予定している。

上りは「リバティけごん10号」(東武日光駅7時37分発・浅草駅9時33分着)、「リバティけごん16号」(東武日光駅9時57分発・浅草駅11時46分着、土休日運転)、「リバティけごん36号」(東武日光駅14時57分発・浅草駅16時45分着)、「リバティきぬ154号」(鬼怒川温泉駅19時29分発・浅草駅21時35分着)の4本を「スペーシア」6両編成とし、列車名を「けごん16号」「けごん36号」「きぬ154号」に変更。「けごん10号」のみ8月2日から、他の列車は8月1日から運転開始(土休日運転の列車を除く)を予定している。

  • 伊勢崎線を走る特急「リバティりょうもう」

伊勢崎線の特急「リバティりょうもう」も、「リバティ」3両編成で運転される列車のうち下り4本・上り3本を増車し、「リバティ」6両編成で運転。下りは「リバティりょうもう9号」(浅草駅10時20分発・太田駅11時45分着)、「リバティりょうもう13号」(浅草駅11時50分発・赤城駅13時42分着)、「リバティりょうもう25号」(浅草駅16時20分発・太田駅17時46分着)、「リバティりょうもう39号」(浅草駅19時39分発・伊勢崎駅21時38分着)の4本を対象に、「リバティりょうもう」のみ8月2日から、他の3本は8月1日から6両編成での運転開始を予定している。

上りは「リバティりょうもう14号」(赤城駅8時5分発・浅草駅10時6分着)、「リバティりょうもう28号」(赤城駅14時3分発・浅草駅15時55分着)、「リバティりょうもう40号」(太田駅17時56分発・浅草駅19時25分着)を対象に、「リバティりょうもう」のみ8月2日から、他の2本は8月1日から6両編成での運転開始を予定している。

その他、東武スカイツリーラインで土休日の朝に運転される上り「スカイツリーライナー4号」(春日部駅6時7分発・浅草駅6時42分着)も、現行の「リバティ」3両編成から「スペーシア」6両編成に変更。8月からの運転開始を予定している。