フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)では、国際結婚の夫婦に迫る決断を追った『僕とあなたのあしたは… ~海を越えた結婚の行方~』を、18日に放送する。

  • 心ちゃん(左)と祐介さん=フジテレビ提供

2022年夏、海を越えて結ばれた夫婦が大きな岐路に立っていた。映像制作の仕事をする祐介さん(34)は、20歳で故郷の北海道から上京。気の向くままに職を転々としてきた。今、熱中しているのは筋力トレーニング。鍛え上げた体の美しさを競う大会に出場するほどハマっている。

そんな祐介さんを少々あきれながらも見守ってきたのが、台湾出身の妻「心ちゃん」こと詠心(えいしん)さん(32)。8年前、都内のシェアハウスで出会い、祐介さんの一目ぼれで交際に発展、5年前に結婚した。

劇団四季の舞台メイクに憧れて、東京の専門学校に留学した心ちゃん。現在は、写真館でメイクの仕事をしているものの、異国で働く難しさを感じている。30代を迎え、「このまま日本で夫婦2人っきりで暮らしていくのか」という不安を抱えていた彼女が出した答えは「子供が欲しい。子供を育てるなら、家族のいる故郷の台湾に帰りたい」。そして、それを夫・祐介さんに告げた。

一人、北海道に帰省した祐介さんは、「夫婦の今後」について深く悩んでいた。愛する妻の願いにどう応えるべきか。しかし、祐介さんは「子どもは欲しくない」という思いを抱いていた。心の中には、常に少年時代に、この町で味わったつらい記憶があったのだ。

「台湾への移住」か、それとも「離婚」か。決断を迫られる祐介さんが出した答えとは…。女優・岡崎紗絵のナレーションで見つめていく。

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