『ウルトラマン』をテーマにしたライド・アトラクション「ウルトラマン・ザ・ライド 世紀の大決闘」が、西武園ゆうえんち・夕陽館で7月14日に開業することが発表された。

「ウルトラマン・ザ・ライド」は、ゲスト自身が科学特捜隊の隊員として飛行装備「フローター」を用いて空中を飛び回り、ウルトラマンとともに怪獣へと立ち向かうストーリーと急加速・急旋回など縦横無尽に飛び回る飛行体験を作り出すアトラクション機構が織りなす、これまでにないほどの疾走感をお届け。

さらに、本作では『ウルトラマン』登場怪獣の中でも最強と呼ばれる「宇宙恐竜ゼットン」がゲストの目の前に立ちはだかる。1分の1スケールで体感する「ウルトラマン」と「ゼットン」の熾烈を極める戦い、圧倒的な力の差に絶望の淵へと突き落とされるも立ち向かう、胸を熱くするドラマが身も心も震わす興奮体験となって待ち受けている。

「ウルトラマン・ザ・ライド」は、数多のアトラクションや体験を生みだしてきた敏腕のクリエイティブチームが制作を担当。映像の制作には日本を代表する映画監督の山崎貴氏が携わり、思わず息を呑んでしまうほどの映像美や「ウルトラマン」と怪獣のダイナミックな戦闘描写が実現した。ゲストが体感するライドの動きやシナリオをはじめとしたアトラクション体験の制作には、テーマパークの体験設計において卓越した実績を誇る株式会社 刀 クリエイティブチーム 津野 庄一郎氏が担当。徹底的に追求されたゲスト心理とライドシステムを最大限まで生かしたモーションによる没入感と疾走感が味わえるだけでなく、これらの体験設計が山崎貴氏の映像と完全にシンクロすることでワールドクラスのアトラクションとして実現した。

山崎貴氏コメント

今回、ウルトラマンのライドを手掛けられる事に大変興奮しております。子供の頃の夢が次々と叶っていく…あの頃の自分に教えてあげたらきっと嬉しさのあまり泣くと思います。『ゴジラ・ザ・ライド』は、巨大怪獣というテーマと夕陽館のシステムが想像以上の化学変化を起こし、作った僕ら自身が驚くほどの興奮をお届けできたと思います。そして今回も、誰も体験したことのないライドを作ることが命題だと考えています。何を持ってそれを成すか?その鍵は物語の力ではないかと思っています。短い時間の中にどう感動を込めることができるか、更なる我々の挑戦にご期待下さい。

ライド・アトラクション ストーリー概要

商店街から見える小高い丘に建つ映画館「夕陽館」は、街の人々の憩いの場として愛されていた。しかし、映画館であるのは表向きであり、地下には科学特捜隊の南関東特別作戦本部が内設されていた。ゲストは、科特隊の新人隊員として飛行装備「フローター」の訓練に臨むが、その最中、「宇宙恐竜ゼットン」に遭遇してしまう。「ウルトラマン」が駆け付けるものの「ゼットン」からの猛攻を受け、窮地に立たされる科特隊と「ウルトラマン」――。ゲストは「ウルトラマン」とともに、地球の平和を守ることができるのか?

また、「ウルトラマン・ザ・ライド」の導入に合わせ、アトラクションの待ち時間を短縮することのできる「西武園のりもの特急券」もウルトラマン・ザ・ライドに対応。Webでは事前販売を6月30日より開始する。

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