Biz Hits(ビズヒッツ)は6月5日、「仕事量が多い理由と解決策ランキング」を発表した。調査は5月6~9日、20~50代・60代以上で仕事量が多いと感じた男女500人を対象にインターネットで行われた。

調査によるランキング結果は以下の通り。まず「仕事量が多い理由」を見ると、、1位「人手不足だから」、2位「断れない性格だから」、3位「他にできる人がいないから」、4位「他人のフォローをしているから」、5位「仕事の進め方が遅いから」、6位「非効率な職場だから」、7位「他の人に頼れない性格だから」となっている。

  • 仕事量が多い理由

なお、断れない性格を挙げた回答者は「頼まれた仕事を断れず、どんどん溜まっていく」(21歳/女性)、「得意・不得意で選別をしないで、依頼があった仕事を全部受けてしまう」(45歳/男性)などコメントしている。

また非効率な職場という回答者からは、「昔からの体制を変更せず、現在まで『必要のある仕事』『必要のない仕事』を社内でふるいにかけなかったことが理由だと思います」(25歳/女性)、「ペーパーレス化していないなどの理由で、無駄が多い」(39歳/女性)、「複雑な計算をするシステム・アプリがなく、手計算している。またシステム化が進んでいる部署とそうでない部署があり、連携できない」(48歳/男性)などが指摘されている。

そして、「仕事量が多いときの解決策」に対しては、1位「仕事を効率化する」、2位「他の人に仕事を割り振る」、3位「勤務時間を増やす」、4位「頑張りすぎない」、5位「誰かに相談する」、6位「とにかく頑張る」、7位「適度に休息をとる」という結果だった。

  • 仕事量が多いときの解決策

一番声が多い効率化については、「行動する前に、すべきことの優先順位を考え、作業の効率化を図る」(26歳/女性)、「業務の一部をできる限りプログラム化する」(48歳/男性)、「スケジュールを立て、計画的にこなす」(51歳/女性)などが紹介されている。