アップデイトは6月1日、「テレビの使用に関する実態調査」の結果を発表した。調査は5月8日~12日、実家暮らし以外のZ世代3,153名を対象に、同社運営WEBメディア「otalab」にて行われた。
はじめに、実家暮らし以外のZ世代3,153名を対象に「あなたの家にテレビはありますか?」と尋ねたところ、26%が「ない」と回答。Z世代のテレビ離れが度々話題になっているが、Z世代の4人に1人以上が、“テレビを見る・見ない”以前にテレビの必要性自体を感じていないことが明らかに。
一方、家にテレビを置いているZ世代(772名)は、どのようなテレビを使用しているのかを探るべく質問を行ったところ、「地上波のみ映る」テレビを使用している人は45%と半数にも満たず、約50%の人が「VODサービス(Netflixなど)」の映るテレビ(「地上波とVODサービスがどちらも映る」+「VODサービスのみ映る」)を使用していることが明らかに。
また、どれぐらいの頻度でテレビを使用しているのかを教えてもらったところ、52%が「ほぼ毎日」と回答。その一方で、「1日未満」(5%)や「1日以上」(3%)という人や、「使用しない」(8%)という人も見受けられた。
続いて、「テレビを使用する中で1番利用時間が長いものはどれですか?」と尋ねたところ、「地上波放送(リアルタイム)」(52.4%)が最も多く、次いで「録画の視聴」(25.2%)、「VODサービス」(18.8%)という結果に。
また、「今期のドラマやアニメなど現在放送中の番組を視聴する際、どのような方法で視聴するのか」と聞くと、「リアルタイム」で視聴する人が最も多く37%。ただし、「録画」(32%)や「見逃し配信+VODサービス」(32%)の割合はほとんど同じであることから、リアルタイム視聴にこだわっている人は案外多くないよう。
最後に、テレビを使う理由を教えてもらったところ、「お気に入りの番組や動画を見たいから」(296人)、「特定の見てみたい番組や動画があるから」(180人)が上位にあがった。