浜友商事は5月25日、「ノンアルZ世代の宴会に対する意識調査」の結果を発表した。調査は4月28日〜5月2日、お酒を飲まないZ世代(22歳〜26歳)の会社員202名を対象にインターネットで行われた。
お酒を飲まない理由を教えてもらったところ、「お酒の味が苦手」(40.1%)や「体質的に飲めない」(37.1%)という人が多く、次いで「健康面の懸念」「アルコールの影響を避けたい」(ともに18.3%)という結果に。
また、「お酒の席において、不満や悩みを感じた経験がありますか?」と聞くと、約4割が「かなりある」「ややある」と回答。具体的には、「飲まないことで疎外感を感じる」(48.8%)、「飲まない理由を説明するのが面倒」(45.1%)、「お酒を飲む人の話題についていけない」(35.4%)といった不満や悩みが多かったほか、「割り勘は損だなと感じる」「飲酒の強要」などに対する不満の声も寄せられた。
次に、お酒の席で楽しむために実践している工夫を教えてもらったところ、「自分のペースで楽しむ」(44.2%)、「食事やスイーツを楽しむ」(43.5%)、「ノンアルコール飲料を飲む」(27.3%)が上位に。
また、「あなたが参加するお酒の席では、飲まない人を受け入れる雰囲気や環境が十分に整っていると感じますか?」と聞くと、半数の人が「非常に整っている」「やや整っている」と回答し、「宴会やイベントにおいて、どのような内容や工夫があると参加したいと思いますか?」という問では、「飲酒を強制しない雰囲気」(55.9%)、「ノンアルコール飲料の種類が豊富」(31.7%)、「飲まない人同士の交流ができる」(24.8%)などが上位に並んだ。