俳優の桐谷健太が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』(毎週木曜21:00~)第8話がきょう1日に放送される。

  • 比嘉愛未=テレビ朝日提供

脚本家・福田靖氏のオリジナル脚本ドラマ『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』(20年1月期放送)で、桐谷が演じた元体育教師の異色刑事・仲井戸豪太がさらにパワーアップし、3年ぶりに港町・ヨコハマを舞台に疾走。今作では刑事と検事、そして判事(裁判官)も新たに参戦し、大人のビターな群像劇を描く。

第8話では、橋本マナミが傷害事件の被疑者・久保田涼子役でゲスト出演する。離婚調停中の1児の母・涼子は、夫側の弁護士・五十嵐明(徳重聡)にグラスを投げつけ、顔に全治1カ月のケガを負わせた罪で送検されるも、頑なに黙秘。ところが諸星美沙子(吉瀬美智子)の勾留質問では理由こそ語らないものの罪については素直に是認したため、担当検事・亀ヶ谷徹(西村元貴)が提出した勾留延長請求は却下される。しかし釈放されたばかりの涼子がみなみを車で拉致監禁して逃走!? みなみの無事を切に祈りながら、必死にその行方を追う豪太たち。みなみに想いを寄せる検事・二階堂俊介(北村有起哉)も真正面から立ち向かっていく。一方逃走中の車内で涼子と話したみなみは、事件の背景に違和感を覚える。そんな中、涼子が先だって万引き事件も起こしていたことが判明。なぜ涼子は罪を重ねるのか。

逃走劇に巻き込まれるも、持ち前の中立公正な視点、そして兄・豪太とも通ずる熱き正義感&人情は決してブレることのないみなみ。みなみと二階堂の進展しそうで進展しない恋模様にまたも新展開が。第6話ラストで二階堂の純粋さに気づき、恋する乙女のような顔を覗かせたみなみが、第8話冒頭で二階堂を食事に誘う展開が。さらに事件捜査を経て、二階堂の心がさらに大きく動き出すことに!?

自らも1児の母である橋本が繊細に表現する“追い詰められた母親の哀しき心情”、徳重の嫌味弁護士ぶりにも注目だ。