「楽天ラクマ」は5月30日、「『Tシャツ』カテゴリの直近1年間の取引動向」を発表した。調査は2021年5月31日~2022年4月30日と2022年5月31日~2023年4月30日、レディース、メンズファッション「Tシャツ」カテゴリにおける同社システムの取引データを集計して算出された。

調査結果は以下の通り。まず、直近1年間の期間に取引されたメンズ「Tシャツ」カテゴリとレディース「Tシャツ」カテゴリの平均単価を昨年同時期と比較すると、メンズ「Tシャツ」カテゴリは7.35%増、レディース「Tシャツ」カテゴリでは8.11%増で、ともに上昇している。

  • 「Tシャツ」カテゴリにおける商品単価推移

さらに、メンズ「Tシャツ」カテゴリについて、1万円台、2万円台、3万円台で取引された商品の取引数シェアを直近1年間と昨年同時期で比較すると、「1万円台」(2.98%)、「2万円台」(0.93%)、「3万円台」(0.03%)と増加していた。

  • メンズ「Tシャツ」における高価格帯商品の取引数シェア推移

次に、Tシャツのジャンルを示す「特定キーワード」ごとに見てみると、「スポーツT」(910円→1,490円/63.84%増)、「アニマルT」(1,856円→3,370円/81.60%増)、「グラフィックT」(2,748円→4,207円/53.06%増)、「ロックT」(4,315円→7,265円/68.35%増)、「バンドT」(5,136円→7,733円/50.58%増)という結果に。

なお平均単価の伸び率については、平均単価小数点第二位を含めた数値で計算している。

  • 特定キーワード別商品単価の伸び率推移

最後に、2022年5月31日~2023年4月30日で調査した「Tシャツ」カテゴリの平均単価が1万円以上であるブランドを対象とするランキングを見たところ、メンズでは1位「Supreme」、2位「WTAPS」、3位「HUMAN MADE」。レディースでは1位「CELINE」、2位「CHANEL」、3位「Dior」となっている。

  • 「Tシャツ」カテゴリで平均単価1万円以上のブランド取引数ランキング