目黒雅叙園は7月1日より、館内に有する東京都指定有形文化財「百段階段」にて「和のあかり×百段階段2023 ~極彩色の百鬼夜行~」を期間限定で開催する。

  • ホテル雅叙園東京「和のあかり×百段階段2023 ~極彩色の百鬼夜行~」

    ホテル雅叙園東京「和のあかり×百段階段2023 ~極彩色の百鬼夜行~」

今年のテーマは「極彩色の百鬼夜行」。さまざまなジャンルや技法によるあかりアートの間に妖怪たちが顔を覗かせ、現世から異世界へと迷い込むようなストーリー性のある空間が演出されている。

展示会場は、東京都指定有形文化財「百段階段」。99段の長い階段廊下が繋ぐ7つの会場を舞台に、20台以上もの籠染灯籠の影が床を染める幻想的なあかりといけばなとのコラボレーションや、ペットボトルがダイナミックなアートとして蘇るサステナブルなあかり、伝統工芸や現代アートなど多彩な作品をラインナップ。絢爛豪華な文化財建築に、あかりによる彩りと、本企画展のために作られたオリジナル楽曲や香りの演出が加わり、美しくも妖しい世界へと誘われるという。

開催期間は7月1日~9月24日。入場料金は、当日券が1,500円、特別前売券は1,200円となっており、学生は800円、末就学児は無料。

「和のあかり×百段階段2023 ~極彩色の百鬼夜行~」みどころ

  • 五感を刺激する演出

    五感を刺激する演出

階段を上るごとに変化するあかり装飾やオリジナル楽曲。時には風を感じたり、心安らぐ清々しいアロマが香るなど、五感を刺激する演出に作品の世界へと引き込まれる。

  • 百鬼夜行

    百鬼夜行

これから起こるあやかしの時を物語るような音色から始まる会場の先には、美しさの中に異界のものが潜む演出も。さまざまな姿かたちの鬼や妖怪たちに遭遇しながら階段を上り終え、現世に無事に戻ることができるのか……

  • あかりアート

    あかりアート

伝統的な技法を新たな発想で表現した「籠染灯籠」や「名古屋ちょうちん」、祭りの風景が蘇る「柳井金魚ちょうちん」、「平塚七夕飾り」のほか、日本各地のガラス作品やいけばなをはじめ、陶芸、歌舞伎、木工、鋳物など、多彩な作品が文化財建築を彩る。

オンライン限定入場券

また、数量限定で、「江戸風鈴・篠原風鈴本舗製『百目』」付き(2,800円)、「小田原・柏木美術鋳物研究所製『まよけ猫鈴』」付き(1,980円)、「妖怪づくし・人面草紙 手ぬぐい」付き(1,850円) の入場券のほか、人数限定スペシャルチケット[定員20名・事前予約制](3,000円)など、各種オンライン限定入場券も用意されている。

  • (左)江戸風鈴・篠原風鈴本舗製「百目」付(2,800円)/(右)小田原・柏木美術鋳物研究所製「まよけ猫鈴」付(1,980円)

    (左)江戸風鈴・篠原風鈴本舗製「百目」付(2,800円)/(右)小田原・柏木美術鋳物研究所製「まよけ猫鈴」付(1,980円)

  • (左)妖怪づくし・人面草紙 手ぬぐい付(1,850円)/(右)人数限定スペシャルチケット[定員20名・事前予約制](3,000円)

    (左)妖怪づくし・人面草紙 手ぬぐい付(1,850円)/(右)人数限定スペシャルチケット[定員20名・事前予約制](3,000円)

※価格は全て税込み。