Japanticketは、本田技研工業と連携し、インバウンド富裕層向けプレミアムガストロノミーツアーの開発・提供準備を2023年内に開始する。

  • ビジネスジェット「HondaJet」 ※イメージ

インバウンド富裕層向けプレミアムガストロノミーツアーには、ビジネスジェット「HondaJet」を活用。訪日中に100万円以上を消費する富裕層、その中でも主に20~40代のアジア圏のニューリッチ層を主なターゲットに、「地域の高付加価値体験」「シームレスな移動体験」という2つの体験をサービス化する。

「地域の高付加価値体験」は、地域や季節に応じた最高の食体験を中心に、地元の自然、文化、アート、ウェルネスなどの観光資源を活用し、特別な地域交流の視点を取り入れた最大1組4名からなるプライベートプランを提供する。

  • 地域の高付加価値体験 ※イメージ

「シームレスな移動体験」は、HondaJetをはじめ、ヘリコプターやハイヤーを組み合わせることで、二次交通が課題のエリアを含む都市間の快適な移動を実現する。国際空港のみならず、地方空港でも特別動線を整備することで、出発地から目的地まで、よりスムーズな都市間移動が可能になる。

  • シームレスな移動体験 ※イメージ

同ツアーでは、ガイド・コンシェルジュサービスをリアルとデジタルのハイブリッド形式で提供し、日本滞在中の満足度向上を支援する。中国、香港、台湾、シンガポールなどを皮切りに、英語圏でもサービスを展開予定。

プレミアムガストロノミーツアーの開発・提供に向け、2023年に羽田空港と富山を結ぶ第一弾のテストツアーを実施する。羽田空港と富山空港での特別動線を軸としたシームレスな移動体験と、ローカルガストロノミーを体現するオーベルジュでのシェフとの交流や酒蔵体験などを組み合わせた高付加価値型の滞在を提案する。

さらに、Japanticketを中心としたコンソーシアムにおいて、観光庁がインバウンド事業の支援を行う「観光再始動事業」の採択が決定した。Japanticketでは、2023年内のツアー販売開始を目指し、まずは、富山県、長野県白馬村、群馬県安中市、山口県岩国市などのエリアを中心に、プレミアムガストロノミーツアーのエリア拡充および販売促進を行っていく。