清水崇監督の最新作となる映画『ミンナのウタ』(8月11日公開)の特別映像が19日、公開された。
同作は、大ヒット『呪怨』シリーズをはじめ近年では『犬鳴村』などの「村シリーズ」を手がけた、Jホラーの巨匠・清水崇監督の最新作。カセットテープから流れる“とあるメロディー”を聴いた人々が、次第に自らも口ずさむようになり、不可解な事件に巻き込まれていくサスペンスホラー映画だ。
今回新たに公開されたのは、GWから一部劇場で上映前に流れている幕間映像。「怖すぎる」という反響から、一部劇場のファミリー向け映画では上映禁止となっている。薄暗い廊下にひとり佇む男性が、背後に不気味な気配を感し、ゆっくり振り返ると、そこにはひとりの少年が。どこからか、呪いのメロディーが流れ出し、少年が男性に駆け寄り飛びかかった瞬間に、充血した瞳を見開いた謎の女子中学生・さなに変化し、その正体を明かす。
今回公開された特別映像でも”さな”に襲われる人物が一瞬映っているが、主要キャストはいまだ明かされていない同作。先日発表された清水監督の「さて、ところで本作の主演 はどんな方でしょう?ヒント:ここ最近、僕の映画では、アーティスト出身の方が主演での作品づくりが続いています。しかも何故か、TVのあるバラエティ番組で怖がらせた方が続いており......」というコメントのほか、すでに解禁されているティザービジュアルや特報映像のキャスト表記部分にもヒントが隠されており、”呪いのメロディー”の連鎖の先にある、思わぬ恐怖に巻き込まれてしまう人物とは一体誰なのか、さらに注目が集まる。