『ガンダムビルドメタバース』の詳細発表が10日に行われたことに合わせ、「第61回 静岡ホビーショー」では主人公機「ラーガンダム」をはじめとするガンプラが初公開された。
『ガンダムビルドメタバース』は、ガンダム公式YouTubeチャンネル「ガンダムチャンネル」にて全3話、2023年10月に配信予定の作品。本作と連動して展開されるガンプラには、さまざまな新しい試みがなされている。
ラーガンダムは、”簡単組み立て×ハイクオリティ”の「ENTRY GRADE」で立体化。「ENTRY GRADE 1/144 ラーガンダム」(1,100円/税込)として、2023年10月に発売を予定している。「ENTRY GRADE」は、組み立ての際に道具は不要で、特徴的な模様もパーツ分割で色分けを再現し誰でも簡単に組み立てが可能。少数パーツでありながら抜群の可動域を搭載、自由自在にポージングが決まる。
これまで、主人公機をはじめとする登場モビルスーツの初立体化は「HG」シリーズで行われることが多く、「ENTRY GRADE」はあくまで入門編という位置づけだった。しかし、技術の進化で、「ENTRY GRADE」のクオリティが向上。主人公機をあえて「ENTRY GRADE」で商品化するという試み、「ENTRY GRADE」の制約の中で「HG」完成度を目指した「ENTRY GRADE 1/144 ラーガンダム」は、記念碑的なガンプラになるのかもしれない。
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