玩具メーカーのトイテックは、鉄道模型ブランド「ロクハン」の新商品として、Zショーティーシリーズから「Zショーティー キハ40 新潟色」「Zショーティー キハ40 男鹿線色」の2種を6月上旬頃に発売すると発表した。
Zショーティーシリーズは、1/220スケールZゲージのデフォルメモデルで、ロクハンが発売している曲線レールでは最も角度の小さい、曲線レール「R45」を使用したレイアウト(A4の約半分)で走行可能なZゲージ規格の車両。そのまま飾ればかわいらしいディスプレイモデル、別売のシャーシを組み込めば通常のZゲージ同様の走行が可能になる。
キハ40形は、1977(昭和52)年から1982(昭和57)年にかけて国鉄が製造したキハ40系グループの中で、片引き戸を車端部2カ所に設置した両運転台の気動車。「Zショーティー キハ40 新潟色」は、小牛田運輸区から転入してきた2000番代をモデルとし、「青髭」とも呼ばれた前面の細い青帯も印刷で再現した。「Zショーティー キハ40 男鹿線色」は、暖地型の2000番代として製造されながら、客用扉を押しボタン式半自動ドアに改修するなどして気候に対応させた車両をモデルとしており、車体側面に描かれた「なまはげ」も印刷で再現している。
2種とも価格は1,298円。発売日は6月上旬を予定(地域によって多少異なる)している。なお、別売の「SA001-1 動力シャーシノーマルタイプ」を組み込むことで、Zゲージのレール上を走行可能。同じ商品を2個用意してフロントパーツを取り外し、付属のドローバー(長)を使用して複数台を連結して遊ぶこともできる。