豪華キャストが再び集結し、スタッフもシーズン1と同じメンバーが多く集まったため、すぐに1年半の空白を感じなくなったという。
「入る前はそわそわしていましたが、いざ現場に入ったら、ずっと撮っていたかな? というぐらいの感覚の中で撮影でき、1年半の時間がギュッと詰まったような印象がありました。ただ、撮影方法や監督の狙いは、シーズン1の良さを引き継ぎながらもシーズン2ならではのものを作り出そうという感じがありました」
より良いものを作り上げようと、キャスト同士でディスカッションすることもあったそうで、その中で山口智子から刺激を受けたと振り返る。
「細かいト書きが書かれている台本ではなく、みんなで想像力を持ち合わせて形にしていくのですが、山口さんはたくさんアイデアを言ってくださる方で、柔軟性やポイントのつかみ方はさすがだなと思いました。もちろん監督のオーダーもありますが、こちらサイドでできる範囲でアイデアを存分に出してくださって、それはすごく刺激にもなりましたし、作品を豊かにしてくれる時間でもあったなと感じています」
シーズン2の撮影中盤にキャスト陣で食事をしたエピソードも明かしてくれた。
「1のときもみんなでどこか行けたらいいねと話していましたが、世の中の状況との兼ね合いもあって実現できず、2のときにキャストでお食事に行きました。みんなで作品について熱い談義を交わし、いい会でしたね。おいしいご飯を振る舞わせていただきました。僕が作ったわけではないですけど、お寿司を(笑)」
そして最後に、視聴者に向けてメッセージ。「また新たに彼らがどう正義と向き合いながら過ごしていくのか、それぞれのキャラクターについて1よりも掘り下げ、1ではなかったようなシチュエーションや会話が盛りだくさんになっています。そういった中で、正義とは何か改めて考えていただけるような作品になっていると思います」と魅力を語った。
1986年2月23日生まれ。東京都出身。1999年に『3年B組金八先生 第5シリーズ』で俳優デビュー。2001年にKAT-TUN結成。2005年に『ごくせん』第2シリーズ、『野ブタ。 をプロデュース』に出演し注目を浴びる。2006年、KAT-TUNとして「Real Face」でCDデビュー。映画『妖怪人間ベム』(12)、『俺俺』(13)、『ジョーカー・ゲーム』(15)、『PとJK』(17)、『事故物件 恐い間取り』(20)や、ドラマ『ボク、運命の人です。』(17)、『FINAL CUT』(18)、『レッドアイズ 監視捜査班』(21)、『正義の天秤』(21)などで主演。2010年から日本テレビ系『Going! Sports&News』でスポーツキャスターを務めている。
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