Netflixの実写ドラマシリーズ『ONE PIECE』が2023年に世界独占配信される。このたび、ルフィの誕生日である5月5日に、原作者の尾田栄一郎氏による直筆レターが公開された。

尾田栄一郎氏の直筆レター Netflixシリーズ「ONE PIECE」2023年世界独占配信/(C)尾田栄一郎/集英社

『ONE PIECE』は尾田栄一郎氏による日本を代表する人気コミックで、全世界累計発行部数は5億部を突破し、世界中に熱狂的なファンを持つ作品。1997年『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載を開始し、伝説の“海賊王”ゴール・D・ロジャーが残した“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を巡り、モンキー・D・ルフィ率いる海賊“麦わらの一味”が冒険へと繰り出す壮大な物語だ。

このたび公開された尾田氏による直筆レターでは、「各国全製作陣、全キャストが作品への愛に満ちてます!!燃えてます!でも、力みすぎず、楽しい作品に!!全8話、今、最後の調整中。出航の日は近いです!!」と、実写への確かな手応えと“出航”への意気込みを、全世界のファンへ向けて贈っている。

伝説の海賊王ゴール・D・ロジャーの遺した“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を巡って、幾人もの海賊達が戦っていた大海賊時代。そんな中、偉大なる海賊・赤髪のシャンクス(演:ピーター・ガディオット)に憧れる少年ルフィ(演:コルトン・オソリオ)は、シャンクスと海での再会を約束する。それから数年後、成長したルフィ(演:イニャキ・ゴドイ)は揺るがぬ夢を抱えたまま、「海賊王におれはなる!!!!」と高らかに宣言し、海賊王を目指して大いなる旅に出る。予測不能な冒険の中で、ルフィはゾロ(演:新田真剣佑)、ナミ(演:エミリー・ラッド)、ウソップ(演:ジェイコブ・ロメロ・ギブソン)、サンジ(演:タズ・スカイラー)ら信頼できる仲間たちと出会うことに。“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を目指し大海原へ繰り出す彼らの冒険は、果たしてどのように語られていくのか――。

尾田は直筆レターの中で、「皆さんにとっては急な話かもしれないけどずーーっと動いてました。各社足並みも揃って、やっとここまできました!! 僕の寿命を計算しても ONE PIECE が世界に向けて大きく踏み出せるチャンスはこれが最後だと思います。やるからには自分の現役中に監修したい!という思いで 2016 年に着工しました ONE PIECE 実写版号!」と、本作へ懸けた熱き心意気を見せている。

■尾田栄一郎コメント全文

ハリウッド版ONE PIECE!!
Tomorrow studio、Netflixチームとはもう長いつき合い。それぞれのキャラクターも理解しつつも、育った文化も違い、エンタメについてのポリシーもスキルもベクトルも違い目指す場所は同じなのになぜ噛み合わない!ってお互いもどかしく、もう海外製作ムリでは!?ってとこまでもいきました。
皆さんにとっては急な話かもしれないけどずーーっと動いてました。各社足並みも揃っ て、やっとここまできました!!
僕の寿命を計算しても ONE PIECE が世界に向けて大きく踏み出せるチャンスはこれが最後だと思います。やるからには自分の現役中に監修したい!という思いで2016年に着工しましたONE PIECE実写版号!
恐ろしい額の製作費も投入して貰ってます。
2023年の公開と発表されたけど、僕が納得できなかったら公開を延期すると約束してくれてます。
各国全製作陣、全キャストが作品への愛に満ちてます!!燃えてます!でも、力みすぎず、楽しい作品に!!
全8話、今、最後の調整中。出航の日は近いです!!
Eiichiro Oda