大人の遊び場ともいえる銀座「コリドー街」の中心に、ベルーナは「GINZA HOTEL by GRANBELL」が4月24日に開業。感度の高いビジネスマンらが集う街に誕生したホテルは果たしてどんな場所なのか。その全貌をお届けしよう。

  • 「GINZA HOTEL by GRANBELL」誕生! 潜入してみた

■「GINZA HOTEL by GRANBELL」とは?

東京メトロ銀座駅・新橋駅から徒歩5分の場所に位置する「GINZA HOTEL by GRANBELL」は、複合施設「GRANBELL SQUARE」の5~9階に併設するプレミアタイプのデザイナーズホテル。同複合施設内には、スパサウナが4月10日に開業しており、今後はナイトクラブやルーフトップレストランなどもオープン予定だ。

「GINZA HOTEL by GRANBELL」は、複合施設という特長を生かして「滞在」だけでなく遊びや食事、癒やしの場として、"コリドー街のランドマーク"を目指すという。そんな今、話題のホテルへ早速潜入していく。

■海外の雰囲気漂う上質空間

シンプルかつ洗練された照明や家具を配した5階のロビーラウンジは、訪れたゲストを上質な雰囲気でお出迎え。

同階にあるルーフテラスでは、都会の風を頬に受けながらゆったりとした時間を過ごすことができる。陽光が降り注ぐデイタイムから、シックな照明が照らすナイトタイムまで時間の移ろいとともに変化する空間が魅力的。

  • ルーフテラス デイタイム

  • ナイトタイム

■モダンシンプルな部屋で寛ぎの時間を

客室はツインやダブル、クイーンなど人数や滞在目的に合わせてセレクトできる全10タイプ。その中でも都心ホテルではめずしいテラス付きの「テラスデラックスツイン」や「テラスツイン」といった部屋が人気だという。

客室はいずれもゴールドを随所に取り入れ、ラグジュアリーさを演出する。ホテルに必要不可欠なベッドは、硬すぎず、柔らかすぎないドリームマスター社製のマットレスを採用。各部屋に飾られた絵は銀座にちなんだものになっているそうで、大人の街「銀座」を意識した部屋づくりがなされている。

今回筆者が泊まった「ツイン」の部屋には、ビジネスマンにもうれしいワイドデスクを窓際に完備。そのほか、コーヒーや紅茶なんかも常備されているので、ドリンク片手に仕事を片付け、夜は銀座や新橋の街にくり出すといった時間を過ごせる。

  • 夜は雰囲気がガラッと変化する

  • アールデコ調を現代的に洗練させたシャープなデザインモチーフとマテリアルで構成した客室

実際に筆者も原稿を執筆し終え、夜の銀座・新橋へ。チェーン店から個人店、高級店と飲食店がひしめくにぎやかな街は、いつ訪れても楽しめること間違いなし。食事はもちろん、軽く一杯など多くの飲食店の中からお気に入りのお店を見つけてみてほしい。

■スパサウナで日々の疲れを癒やす

  • 煩悩や邪念も吹き飛ぶ体験ができた「SPA&SAUNA コリドーの湯」

食事を楽しんだ後は、ホテルと同じ施設内のスパサウナ「SPA&SAUNA コリドーの湯」へ(ホテル宿泊者はスパサウナが割引となる)。数々の銭湯設計を手がける今井健太郎氏によって設計された温浴施設は、「内観へと誘う空間」をコンセプトにモノトーンを基調としたスタイリッシュな内装に仕上がっている。

  • サウナでたっぷり汗を流し、水風呂に浸かれば、体の外側に1枚ベールをまとったような感覚に! 水の冷たさは感じず、身体がポカポカしてくる

オートロウリュ機能搭載・温度90度のドライサウナ室に加え、女湯には45度のスチームサウナも完備。銀座では珍しい外気浴スペースもあり、「LAFUMA」のデッキチェアも置いている。ちなみに、女湯のドライヤーが「ReFa(リファ)」だったのも、個人的にうれしいポイントだ。

さらに11時〜翌9時まで営業してくれているので、遅い時間にホテルへ帰ってきても「ととのう」体験ができるのはありがたい。

サウナ初心者の筆者だが、今回は「ととのう」を体験に挑戦。サウナで12分間たっぷり汗を流し、水風呂に浸かる。冷たい! 寒い! かと思いきや……血流が巡るような感じで、不思議と身体がポカポカしてくる。体の外側に1枚ベールをまとった感覚のまま、外気浴スペースで椅子に体をあずけると力が抜け、日々の煩悩や邪念が吹き飛ぶ感じを味わえた。

※‎サウナ前の飲酒は控えましょう

そのほか、休憩処のライブラリーラウンジには180度リクライニングできるリクライナースペースに加え、作業ができるワーキングスペースといった場所も備わっている。また、アルコールを含むドリンクや、カレー・牛丼といった軽食も提供しているので、ととのった後に一杯やるのもおすすめだ。

身も心もリセットされていくような浮遊感を体験した後は部屋に戻り、そのままベッドにダイブ。瞬く間に夢の中へと誘われた。

■焼き立てパンでエネルギーチャージ

翌朝、朝日が昇るとともに目を覚まし、向かったのは5階のロビーラウンジ。ルーフトップテラスが開業するまでは、ここで軽朝食のパンやコーヒー・紅茶を提供している(7〜9時 ※変更の可能性あり)。

パンはクロワッサンをはじめとする全5種類。高級家電「三菱ブレッドオーブン」で焼けば、香り高く豊かな味わいを楽しめる。ちなみに、部屋に持っていくこともできるので、テレビを見たり、仕事をしたりしながら焼き立てパンとドリンクを堪能するのも◎!


今後「GRANBELL SQUARE」には、ルーフトップレストランや海外と日本のテイストを融合させた「ナイトクラブ」などがオープン。銀座という土地柄、国籍や年代を超えて多くの人の交流場として、街のシンボルになっていくだろう。コリドー街の新たなランドマーク「GINZA HOTEL by GRANBELL」にぜひあなたも注目してみてほしい。

■Information
「GINZA HOTEL by GRANBELL」
所在地:東京都中央区銀座7丁目2番18号 グランベルスクエア5F